こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。
新潟県佐渡島の他にもう1つある離島の粟島、
その島に移住した友人の青柳花子さんが
長年の夢であったゲストハウスを立ち上げました。
人口は300人余り、1周約23kmと小さな島、
今までは宿泊場所が民宿しかなく、
気軽に泊まれる場所がありませんでした。
そこで全国的にブームとなっているゲストハウスが出来ることで、
新たな人が訪れるきっかけになるのでは、と思っています。
実は以前花子さんにはインタビューしたことがあり、
その時の様子をこのブログに載せています。
そのインタビューの終盤、
これからやりたいことを聞いた時、
迷わず「ゲストハウスをやりたい」と話してくれました。
もっと粟島の魅力を知ってもらい、
島の人、外の人が自由に交流できる場を作りたい、
とのことでした。
インタビューをしたのは2年前。
わずか2年でこの時語ってくれた夢を実現させるなんて
驚きのスピードと行動力です。
彼女がこれほど早く大きな夢を実現できた要因は、
やりたいことを口に出していたことだと思います。
一見実現不可能に見える夢を
臆することなく周囲の人に伝えることで、
周りの人は彼女が求めているものを知ることができました。
そのうちに「協力できることがあれば力になる」
という人が現れた。
たった1人の妄想がプロジェクトになった。
そうして次々と多くの人を巻き込んでいくプロジェクトになり、
クラウドファンディングを利用して資金を集めることにも成功し、
ついに夢を実現したわけです。
移住女子と島民の挑戦!新潟県の小さな離島粟島にゲストハウスを(青柳花子) – READYFOR (レディーフォー)
また、夢を口にすることで、
最初はおぼろげだった夢の輪郭が徐々に明らかになり、
やがて明確な目標へと変わっていきます。
言語化するというのは、ぼんやりした抽象的なものを、
具体的に明確にしていく作業のこと。
つまり、夢を口にすることは、
その過程で実現可能な筋道を考えていることになります。
言葉にすることは周囲の人のためだけでなく、
自分のためでもあるのです。
もし彼女がやりたいことを常々口にしていなかったら、
完成はもっと遅くなっていたか、
もしくは実現していなかったかもしれません。
それくらやりたいことを口にするのは重要なこと。
もちろん、その後の彼女の努力があったことは言うまでもありませんが、
当初から夢を語り続けたからこそ、この結果になったのだと思います。
達成できるかわからない夢や目標を言葉にするのは
怖いことでもあり、恥ずかしさがつきまとうことでもあります。
それでも、その怖さや恥ずかしさを乗り越えないと始まらない。
もしその壁を乗り越えることができれば、
きっと賛同し、応援してくれる人が現れるはずです。
別に全世界に向けて宣言しなくても、
家族や友人、もう少し遠い知り合いなど、
話しやすい人から話してみるのもいいかもしれません。
きっとそれが新しいスタートになる。
そんなことを考えた花子さんのゲストハウスのニュースでした。
では、良い週末をお過ごしください。
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