こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。
昨日は新潟県村上市で開催された
村上・笹川流れ国際トライアスロン大会に出場してきました。
今回は3人1チームのリレータイプに出場。
本来はスイム・バイク・ランを1人で担当するのですが、
リレータイプはそれを3人で分担します。
自分はスイム担当として出場しました。
ちなみにトライアスロンの参加は2回目ですが、
前回は佐渡でラン担当して出場してました。
佐渡トライアスロンに参加してきました その1
佐渡トライアスロンに参加してきました その2
来月の新潟シティマラソンの練習と並行してスイム練習をするのは
時間的に大変でしたが、何とか間に合いました。
では、以下当日のレポートです。
会場の瀬波温泉海岸に朝8時に到着。
その後バイク・ラン担当のメンバーと合流して受付。
リレーのたすき代わりとなるアンクルバンドを受け取ります。
足首にこのバンドを巻きつけて走り、
次の走者にこのバンドを渡してリレーしていくことなります。
写真の通り快晴で、この時点で気温が27℃もあり、
バイク・ランにとっては過酷な気候となりましたが、
スイム担当の自分としては水温が高くて好条件でした。
受付後はすぐにスイム用のウェットスーツに着替えて試泳へ。
8:45までが試泳の時間だったのですが、
8:40に海に飛び込み、テトラポットまで往復して終了。
短い時間でウェットスーツの感触と水温を確認。
アナウンス通り、水温は高めで気持ち良く感じる温度でした。
ウェットスーツを着ると勝手に体が浮くので、
プールで普通の水着で泳ぐより断然泳ぎやすい!
体の調子も良かったのでタイムを狙いにいくことを決めました。
ちなみに目標タイムは1.5kmのコースを30分以内。
このタイムを昨年の結果と比較すると、半分より上位に入るタイムです。
試泳が終わってからスタートまでは1時間以上あったので、
先にスタートするエリート部門の選手紹介を聞きながら待機。
そのうちに応援部隊も到着してスタート前に談笑&記念撮影。
やっぱり大会は1人よりグループで参加した方が何倍も楽しいです。
写真を撮り終わったらスタート地点に移動し、
応援メンバーと一緒になってスタートを待ちます。
周りの選手を見渡していたところ、
女性選手で一際背が高い人を発見。
手足が長くて顔が小さくて、モデルみたいだなと思っていたら、
後日その選手がモデルの道端カレンさんだと判明しました。
(記録を見たら女子総合で5位。速い!)
最近は芸能人でもトライアスロンに出場する人が増えていますが、
ここまで好記録を出す人はほとんどいないかと。
忙しい仕事の合間を縫って相当練習したんだと思います。
その姿勢見習わなくては・・・
さて、そうやって周りの選手を見ているうちにスタートの時間が近づきます。
一般部門のスタートは5グループに分かれていて、
スタート時の混雑を避けるため、各グループ5分おきにスタートしていきます。
リレー部門は最後のグループだったので、
他の選手達がスタートするのを見届けてからスタート位置に向かいました。
人生2度目のトライアスロン、いよいよスタート。
スタート位置についてすぐ、近くの選手と目が合ったので軽く会話。
その方は佐渡トライアスロンにも参加したベテランで、
自分はスイムは初めてだと伝えると、良いスタート位置まで案内してもらえました。
コミュニケーション力はこんなところでも役立ちました。
前から3列目あたりの好位置をゲットして、
号砲とともに勢いよく海へ飛び込みます。
コースは海岸線から50mほど離れたところまで泳いだから、
岸と平行に泳ぎ、折り返し地点を回って同じところを戻ってくるもの。
テトラポットの内側しか泳がないので、
波は穏やか、透明度が高く海の底も見えるので恐怖感もなし。
加えて目安となるロープ付近を泳いでいたので、
海とはいえ佐渡のオープンウォータースイミングより泳ぎやすかったです。
ただ、問題になったのは選手同士が接触する、いわゆる「バトル」。
スタート直後から激しい場所取り争いが起こり、
それがゴールまでずっと続きました。
どの選手も泳ぐ方向の目安となるロープ付近を目指すため、
狭いエリアに人が密集することになります。
そのため、互いの体がぶつかりやすい状態になってしまいます。
レース中は幾度となく蹴られたり足をつかまれたりして、
ペースを乱されながら泳ぎ続けました。
それでも、バトル以外はそれほど苦労することもなく折り返し地点に到着。
前半は練習と同じくペース重視で泳いで余裕があったので、
後半はギアを上げていくことにしました。
練習ではあまり使っていなかったキックも入れてペースアップ。
後半はジワジワと他の選手に追いつき、追い越していきました。
折り返しのあたりから、自分と全く同じペースで右側を泳ぐ人の存在に気づきます。
自分は息継ぎは右向きなのですが、並走している人は左向き。
つまり同時に息継ぎをすると向かい合う形になります。
ストロークも同じだったので毎回息継ぎのタイミングが一緒で、
その度に顔を向かい合わせていました。
本人たちは必死なんですけど、
きっと周りから見たらシュールな光景だったんだろうなと。
こうして並走を続けるうちにゴール地点が近づいてきます。
折り返しからペースを上げてきたからか、
残り300〜400mあたりから腕が重くなり始めます。
加えて密集が激しくなり、彼らを避けながら泳いでさらに疲れていきました。
ゴールが見えてるのになかなか進まないような感覚。
ここが一番きついポイントでした。
何とかそのきつさに耐え、ラスト50mはキックも全開にして岸へ到着。
海から上がった瞬間に一気に疲労が襲ってきて、
本当は次のバイクの人のところまでダッシュする予定だったのに、
フラフラと走ることしかできませんでした。
しかも、応援の人が近くにいたにもかかわらず、
全く声が聞こえずスルーしてしまうという失態。
アンクルバンドをバイク担当へ渡したはずですが、
疲れすぎてどうやって渡したかあまり覚えていません。
そのくらい疲労に覆われてのゴールでした。
しかし、その苦労の甲斐あって、 速報タイムをチェックしたところ目標の30分切りを達成!(29:39)結構目標達成は厳しいかなと思っていましたが、
予想以上の結果に大満足です。
自分の担当分が終わったら、バイク、ランを応援。
2人とも目標タイムを上回る結果を残し、
最高のテンションで3人でゴール!!
41チーム中18位と半分より上位に入ることができました。
ゴール後は会場で食事食べ放題。
バナナや餅といった軽食から、カレーやうどんの主食まで。
レースの結果に浸りながら食べるご飯は格別でした。
暑い中村上まで応援に来てくれた友人にも感謝です。
大会終了後はいつもの練習で味わったことのない筋肉痛に襲われ、
改めてレースの厳しさを痛感しています。
それでも、これでトライアスロンをやめようという気持ちは微塵もなく、
むしろ次は1人で出場しようとまで考えています。
自ら苦しみを味わうという変人しかいないトライアスロンの世界、
もう抜けられなくなりそうな感じです。
次の目標は来年の佐渡トライアスロン。
今年は抽選漏れしましたが、来年こそは抽選を突破して、
暑い夏の佐渡を駆け抜けたいと思います。
以上、村上トライアスロンのレポートでした。
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