こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。

先日、月1開催しているTalkin’Aboutに参加してきました。

 【イベント】Talkin’About013 ~ 大学、そしてこれからの学びとの向き合い方

今回は現役大学生の参加があり、
みなさん積極的に意見を出してくださって、
良いお話を聞くことができました。

20161025 01

その一方、人数が多かった分、
1人あたりの発言数が減ってしまいました。

自分も何度か意見を出そうとしたのですが、
いつものクセで周りの人に話してもらうことを優先し、
言いたいことが全部言えず、
少々不完全燃焼のままイベントが終了しました。

多くの人に参加してほしいけど、
多すぎると言いたいことが言えなくなる。
大いなる矛盾を抱えながら、試行錯誤の日々が続きます。

さて、今回のイベントを振り返っていて思い出したことがあります。

それは
答えのない時代には教育より学びが必要
という事です。

この発言はMITメディアラボの所長を務めている伊藤穣一さんの言葉です。

以下、引用。

私は大学を3度も中退しているので、
「教育より学び」という考え方が深く心に刻まれています。

私にとって教育とは与えてもらうもので、
学びとは自分でするものです。

偏見かもしれませんが、
教育は外に出る前に百科事典を暗記させようとしているように見えます。

革命を起こすなら「ナウイスト」になれ――実業家 伊藤穰一が語る、これからのイノベーター

この記事を読んだ時のインパクトは大きくて、
今でもふとした瞬間に思い出す事があります。

伊藤さんも触れているように、
今求められているのは教育よりも学びです。

教育は、みんなが同じ方向に向かって生きていた時代に適していて、
答えのある道をいかに早く正確に進むかが求められていました。

一方の学びでは、人々の興味が多様化し、
唯一絶対の答えがなく、自分で答えを作っていく事が求められます。

自分で考えて答えを作っていくのは、
自由で楽しさもある反面、
ゴールの見えない暗闇を手探りで歩いているようなもので、
辛い時間を過ごすこともあります。

それでも今、消費から生産へとパラダイムシフトが起きている時代なので、
自分で何かを作ってみたいと思う人が増えているように思います。

 ないものは作ればいい ~「消費」より「生産」の方が楽しい~

そんな人たちが集まる場所、
それはTalkin’Aboutの場でも、また別の場でも良いのですが、
積極的に関わっていけたらと嬉しいです。

では、良い週末をお過ごしください。

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