こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。
ある日突然、昔読んだ本を読み返したくなる時があります。
ちょうど1ヶ月位前にその状態が訪れました。
読みたくなったマンガは「メジャー」。
プロ野球選手を父に持つ主人公の本田吾郎が、
野球とともに成長していく姿を描いたスポーツマンガです。
自分と同じ30代の人にとっては懐かしい作品ではないでしょうか。
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満田 拓也 小学館 1995-02
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このマンガはスポーツマンガにしては珍しく、
主人公の幼少期からメジャーリーグで活躍する青年期まで、
時代ごとにまとまった描写があります。
小学時代のリトルリーグ、
中学時代の軟式野球部、
高校時代の名門高校野球部(のちに無名校へ転校)、
日本のプロ野球を経由せずマイナーリーグへ、
野球世界大会に出場、
メジャーリーグでピッチャーとして大活躍。
大まかにこんな流れになっています。
多くのマンガは高校時代やプロ野球と時代を絞っているのに対し、
このマンガでは時代を超えて、1人の主人公の野球人生を追い続けています。
そのせいか、後半にいくほど主人公に感情移入し、
つい応援したくなり、見たくなってきます。
絵やストーリーも好みだったのですが、
時々主人公が熱く語っているセリフにインパクトがありました。
最近読み返した時に目に留まったのは中学編でのこと。
主人公が試合中にミスした仲間に対して強く当たったのですが、
他のチームメイトから「チームワークを乱すな」と責められます。
それを受けて主人公が放った言葉が以下。
チームができてたった二、三ヶ月のうちなんかに、
ハナからチームワークなんかあるわけねーんだよ!!だからまずいプレーをとがめもせずに
ドンマイって言うことでチームワークを装うのか!?
だからみんなそろって練習したり、
自分のこと相談したりすることでチームワークをつくろうのか!?全然違うね!
チームワークってのはそんなことで作られるもんじゃねえ!自分と戦ってー 仲間と戦ってー そして相手と戦って勝つ !!
そこで全員が苦しんで流した汗の分だけチームワークは生まれるんだ!!
昔見た時にはいい言葉くらいの印象だったのに、
最近また目を通した時は強く共感できました。
自分もチームワークとは、他人のことを気遣い、
他人に合わせるだけでは生まれないと思っています。
なぜなら、他人に合わせすぎると全力を出せなくなるからです。
全力を出せない(出さない)人は、人を惹きつける魅力が乏しく、
チームワークに必要な信頼感が成り立ちません。
そもそも、全力を出さないから仕事のクオリティも差がつきます。
そんな人たちが集まってもチームワークは生まれません。
一方、自分がこれだと思ったことを時間を忘れて没頭していけば、
やがて近いうちに質が伴うようになってきます。
また、全力で生きていれば、やはて人を惹きつける力が備わってきます。
その時ようやく周りの人を意識できるようになる。
ここでようやく本当のチームワークが生まれるんじゃないかと思います。
自分はみんなでできないことを慰め合うより、
自分ができることを突き詰めて、結果誰かの力になれたらいいと考えています。
なんでもいいから飛び抜けて何かがあれば、
本当のチームの一員になれるので。
まだまだチームワークを築くには流した汗の量が少なめです。
自分ができることをもっと考え、磨いていかないと、
と気持ちを新たにしました。
メジャーは本当に面白く、野球のルールを知らなくても楽しめるので、
興味がある方は年末年始にぜひ読んでみてください。
では、明日も良い1日になりますように。
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