こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。

去年は久しぶりに結婚式への招待がない1年で、
いくつかの2次会に参加しただけでしたが、
今年は新年早々に結婚式へのお誘いがありました。

新しい人生の門出を祝う場に呼んでもらえるのは本当に嬉しいものです。

 参考:誰かの人生の一部に自分が関わってると感じられることは最上級の幸せ

当日は余興を担当する予定なので、
今からどうしようか妄想を重ねているところです。

さて、結婚式というと定番となっているサプライズがあります。

友人からのプレゼント、両親からのメッセージ、
新郎→新婦、もしくは新婦→新郎へのメッセージ、
両親や友人夫婦のケーキカット、などなど。

これらのサプライズは、
仕掛ける人と会場スタッフくらいしか知らないもので、
他の招待客はその瞬間まで気づくことがありません。

だから、突然予定にないことが始まるとみんな一斉に驚きます。
予定にないことがいきなり起こるわけですから。

ここでのサプライズは「相手が期待していなかったことをすること」、
と言うことができます。
(相手が好むかどうかはわかりませんが)

しかし、自分はこうしたサプライズが苦手です。

自分で仕掛けることはまずしませんし、
自分主催のイベントで仕掛けられることもできれば避けたいです。

というのも、サプライズとは仕掛ける側の都合で行われるからです。

企画者は入念に準備してタイムスケジュールを組み、
段取りを整えて本番に臨んでいます。

ただでさえイベントにはトラブルがつきもので
思い通りに進まないことが多々あるのに、
意図的に流れを断ち切るようなサプライズを入れられたら、
企画者としては参ってしまいます。

仕掛け人はもちろん善意でやっていることはわかっているのですが、
必ずしも企画者やメインとなる人が望んでいるわけではなく、
厳しいことを言ってしまえば自己満足の域を出ません。

そういう考えを持っているので、
自分は誰かの結婚式やイベントに参加しても
予定外のサプライズは行わないようにしています。

自分が考えるサプライズとは、
相手の期待していなかったことをすることではなく、
求められることを期待以上のクオリティで遂行すること、
です。

自分本位で予告なく行うサプライズより、
相手が求めることを想像して、
相手の期待を上回るサプライズの方が数段難しい。

事前に誰にも知らせずに行うサプライズは、
行った時点でサプライズになるので、
悪く言うとクオリティが低くてもサプライズとなります。

一方、期待以上のことを行うサプライズの場合、
周りもどんなことをやるのかある程度想像しているので、
その想像を上回るクオリティが求められます。

自分の場合は、結婚式での余興やスピーチをはじめ、
人前でのプレゼンやワークショップのファシリテーターをお願いされた時は、
かなりの時間を準備に費やします。

事前に何度も考えて練習を重ね、
自分が満足するクオリティにまで引き上げます。

そうすることで本番でも必要以上に緊張することはありませんし、
何より、見る人、参加する人にとって心地良く記憶に残るものになると思います。
それが自分なりのサプライズ。

サプライズが苦手な理由を考えていたら、
電話が苦手な理由と似ていることに今気づきました。

 参考:電話をほとんど使わない理由

自分の都合ばかり考えず、
相手の都合も考えて行動できるような人間でありたいものです。

では、良い週末をお過ごしください。

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