こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。

昨日は女子高生ボーカルグループの
Little Glee Monster(以下リトグリ)のライブに行きました。

前々からゴスペラーズが好きでよく聴いていましたが、
関連動画でリトグリが表示されて聴いたのが始まり。
(リトグリはゴスペラーズの「永遠に」をカバーしています)

そこから気になっていろいろと聴くようになり、
自分の影響で子どもも好きになってきて、
この度の新潟ライブに親子で参加してきました。

IMG 8071

リトグリの持ち味は何といっても歌唱力。

オーディションによって選ばれた人たちによって結成されたグループで、
結成以前よりテレビの歌番組に出演したり、
音楽コンテストで優勝していたり、
と個々でも大きな実績があったメンバーが集まりました。

ライブでもその歌唱力を最大限発揮して、
抜群のコーラスワークで20曲以上を全力で歌い切っていました。

ライブの詳細についてはここでは書かず、
久々の大きな会場のライブに参加して気になったことについて書いてみます。

今回一番印象的だったのは、
最後の1曲の最中に写真撮影が解禁されたことです。

一般的なライブでは著作権の関係からか、
写真撮影が禁止されている場合がほとんどです。

しかし、リトグリのライブでは多くの時間で撮影禁止だったものの、
最後に撮影タイムを設けて慣例を打ち破っていました。

メンバーから撮影解禁が告げられると、
観客が一斉にスマートフォンを取り出し、彼女たちの姿をカメラに収めていました。
(もちろん自分も流れに乗って撮影済)

そして、撮影タイムに続いてもう1つ驚いたのは、
リトグリのメンバー自身もカメラを持って撮影していたことです。

メンバーの1人がスマートフォンを取り出して、
ステージセットの高い位置まで上り、
そこから観客&メンバーを撮影していました。

また、曲の終わりではメンバーが観客に背を向けて、
ステージ上に登場した専属のカメラマンの方を向いて、
全員での写真撮影が行われました。

この一連のシーンを見た時、アーティストと観客の間にあった壁が取り払われ、
全体が1つの大きなグループになったような感覚になりました。

IMG 8079

1日経って改めて昨日のライブを振り返ってみて、
「ライブのオープン化」は今後ますます進んでいくんだろうと思いました。

昨日のライブでは観客の多くが写真撮影をしていましたが、
それらの写真はきっと個人で楽しむだけでなく、
一部はFacebook、Twitter、InstagramといったSNS上でシェアされていきます。

シェアされる写真は身近な友人からのシェアなので、
ネットや雑誌などで見る広告記事の何倍もの効果が期待できます。

自分もリトグリの別ライブでの写真を見ていたことが
ライブ参加を決めた1つの要因でした。

今後効果がライブ動員数やファンクラブ会員数の増加など、
具体的な数字として表れていけば、ライブのオープン化はさらに進んでいくと思われます。

現代はYouTube等で無料で動画配信をしているアーティストも多く、
ライブに行かずとも彼らの音楽を聴くことができる時代です。

それにもかかわらず、多くの人が今もライブに足を運んでいます。

それは直接アーティストを見たいという思いのほかにも、
スマートフォンからでは感じられない迫力だったり、
会場に集まった多くの観客の盛り上がりだったり、
アーティストと観客の一体感だったり、様々な理由があります。

これらの理由、大きくまとめると「体感」は、
当面の間インターネット上では満たすことのできない欲求です。

できることが昔に比べて格段に増えている現代でさえ満たされない思い、
だからこそ、体感を満たすことのできるライブは
今後もさらに求められていくのだろうと思います。

初めての子連れライブは、ずっと抱っこし続けたこともあって、
1人で参加する時の何倍も疲れました。

子どもには2時間ライブは長く、途中退屈した時間帯もありましたが、
後半アップテンポな曲が続く頃には復活し、
トータルでは楽しい時間だったようです。

次は比較的自由に動けるフェスに家族で参加してみようと思います。

では、明日も良い1日になりますように。

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