こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。
今日自分がフォローしている数人が同じ記事を紹介していました。
地方は結局「若者」を排除して自ら衰退する | 地方創生のリアル | 東洋経済オンライン
記事内のSNSのシェア数がかなり伸びているので、
目にした方もいるのではないでしょうか。
建前では若者に来て欲しいという地域でも、
実は若者の意見をきちんと聞かなかったり、
自分たちと価値観の異なる人を受け入れずにいることがある。
そんな地域に先はない、という話です。
自分の地元の佐渡は離島ということもあって、
全体的には閉鎖的でよそ者を受け入れにくく、
伝統を重んじ、年長者が強い力を持つことが多いです。
最近は移住支援やスポーツイベントに力を入れていますが、
一部の人や地域だけで、簡単に文化は変わりません。
以前今地元にUターンできないと思った2つの理由の記事で書いたように、
自分は地元に帰った時には、地元の人たちから帰ってこいとよく言われます。
ただ、それは若者に地域を盛り上げて欲しいというポジティブ面より、
地域行事や町内会などの役割を若者に担ってもらいたいという
ネガティブ面の方が強いように思えます。
そうしたネガティブ面が垣間見えることもあって、
帰省することはあっても、Uターンすることは今のところ考えていません。
自分と同じような理由で生まれ育った地域に帰りたいくない
と思っている人は多いのではと思います。
そういう地域は意識しているかどうかにかかわらず、
緩やかな衰退の一途をたどっていくことになります。
その一方で、積極的に若者やよそ者を受け入れ、
彼らが活躍できる環境を作っている地域もあります。
その1つが新潟市西区内野町です。
内野町は今は無き居心地の良い本屋ツルハシブックスがあったり、
新潟県外出身の女性3人が中心となって活動しているつながる米屋コメタク、
このブログでよく登場する野呂巧さん(@noronn)が空き店舗を改装して
お店を作ろうとしていたり。
参考:コミュニティのジレンマ 〜いい場所になるほどいい場所から離れていく〜
若者やよそ者にも活躍の機会が巡ってくる
オープンな町というイメージがあります。
そのオープンさに惹かれて、
外から多くの若者、よそ者がやってきて、
地域の方々との交流が生まれ、少なからず地域活性につながっています。
若者やよそ者の声を聞かない地域には未来はありません。
なぜなら、自分たちの意見が反映されない街になど住みたくないからです。
年長者にとっては、自分が長年過ごしてきて、
小さいながらも文化を作ってきたという自負があったとしても、
それを次の世代の人たちにも強要しては、
次の世代は次々といなくなり、やがては地域は衰退していきます。
若者やよそ者の声を聞き、受け入れる地域だけが
今後20年、30年先も活気よく生き残っていくのだろうと、
記事を読んで思いました。
では、明日も良い1日になりますように。
こちらから。ご意見・ご質問は以下のいずれかよりお願いいたします。 Twitter:@tutinoko310 Facebook:土屋裕行.com メール:お問い合わせフォームTwitter、Feedly、Facebookにてブログ更新を確認できます。@tutinoko310さんをフォロー