こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。

地方をテーマとした記事も多い隠居系男子ブログ、
自分も地方に関心があって共感できる内容が多いのですが、
今回更新された記事は特に賛同できました。

 だから、他の地域の成功事例は役に立たない。地域を本気で変えたいと思うリーダーたちに、僕が全力でオススメしたい本。

ローカルな都市では、その土地が持ち合わせている
気候、人、文化という前提条件の中で何かを作り上げなければいけないため、
前提条件の違う他所の事例をそのまま持ち込んでも成功しない、
という趣旨の記事です。

これは本当にその通り。

ちょっと地方の街が取組んでいる事例を見渡せば、
どこかの街とそっくり同じことをしていることがあります。

「他所の地方でできたのだから、うちの地域でもできるはず」

そんな希望的観測に光を見出し、
似たようなことをやってみたものの成果が出ない、
そんな事例は多々あります。

街ごとに気候、人、文化は全く異なるので、
そのままコピーしても通用しないと考える方が自然です。

このブログでも以前似たようなことを書いています。

 他所での成功事例をコピーするなら値のみ貼り付け方式で

昨年の佐渡トキマラソン大会のゲストランナーとして、
マラソン経験のある選手ではなく、地元アイドルを呼んでいました。

彼女たちはゴール後にミニライブを開催したのですが、
そこに集まっていたのは彼女たちの熱心なファンたちでした。

ライブは非常に盛り上がっていたのですが、
それはマラソンとは全く関係のない人たちで、
主役であるランナーたちは遠くからその様子を眺めているだけでした。

同じ空間で同じイベントに参加しているはずなのに、
両者は全く別の時間を過ごしていました。

「アイドルを呼べば他所から人が来て盛り上がる」
きっとそんな考えがあったのでしょうが、
もしそうだとしたら短絡的と言わざるを得ません。

他所での成功事例はあくまでも参考程度に。

自分の地域の特性にどうやったら合うのかを考えて小さく始めてみる。
それが地域活性のコピーの仕方なのだと思います。

地域活性事業に携わっている方がの参考になれば幸いです。

では、明日も良い1日になりますように。

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