こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。
この週末は日本中が真夏のような暑さに包まれました。
新潟でも30℃近くになり、強い日差しは早くも夏を思わせました。
そんな暑さの中、土曜日は日課であるランニングをしてきました。
いつもは夕方に走るのですが、時間の都合で今回は午前中。
日差しが強かったので真夏のスタイルで、
日差しと暑さ対策を万全にしてスタート。
1時間ほど走っていましたが、
後半は体温が一気に上昇して苦しい時間となりました。
苦しかったとは言え、9割くらいの力を使って走り、
あと1kmくらいはペースを保って走れるくらいの感触でした。
別に今回に限ったことではなく、
5km程度の短い距離をスピードをつけて走る場合でも、
12km程度の長い距離をレースペースで走る場合でも、
最後は少し余力を持って終わるようにしています。
それなりに体を追い込むけど、限界まで追い込むことはしない。
これがここ数年のスポーツにおけるマイルールです。
20代の頃はとにかく限界まで自分を追い込み、
呼吸が苦しくなったり、しばらく動けなくなるくらい、
練習をしていたこともありました。
ただ、数年のブランクがあって再び走り始めた時、
以前と同じ練習を続けることに抵抗がありました。
限界まで追い込むことは体へのダメージが大きいのではないか、
という不安が湧き上がってきたからです。
そこでマラソン関連の本を何冊か読んでみたところ、
自分の目指しているタイムの練習内容が、
思ったより楽だということに気づきました。
スピード練習でも1kmのペースがそれほど速くない。
距離を重ねる練習でもペースは上がっていない。
かといって走行距離が極端に多いわけでもない。
それでも、その練習を続けた人たちの中には、
目標通りのタイムを出した人もいて、
一定の効果があることが示されていました。
その本に書いてあることを見習い、
自分も少し余裕を持って練習を積むことにしたところ、
どんどんタイムが上がっていき、
今では20代の頃を上回るタイムで走れるようになりました。
その最大の理由は「練習を続けていること」にあると思っています。
限界まで自分を追い込む練習の場合、
体への負荷が大きく、ダメージがなかなか抜けなかったり、
最悪の場合どこか痛めてしまって走れなくなってしまいます。
それに自分を追い込む練習は精神的に辛いので、
嫌々練習に取り組むことにもつながってしまいます。
結果、長期間休んでしまうこともあり、
そうなってしまうと体力低下は避けられません。
一方、少し余力を持って練習することができれば、
全力で走るより負荷が低いのでケガをしにくく、
気持ちよく練習を終えられるので、
次回練習のモチベーションアップにもつながります。
一生懸命練習する姿は美しく思え、一見成長するようにも見えますが、
それは自分の姿に酔う自己満足にすぎません。
ある程度追い込みができていれば、
それ以上追い込んでもそこまでの効果は期待できず、
逆にデメリットの方が大きくなります。
燃え尽きず続けることがレベルアップへの道
あまり自分を追い込み過ぎず、楽しさを探しながらやることが、
燃え尽きずに続けられる秘訣かもしれません。
ブログも7年目に入っていますが、
燃え尽きないよう時々休みを挟みつつ、
淡々と書き綴っていきたいものです。
では、明日も良い1日になりますように。
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