こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。
今日の日経新聞に週休3日制についての記事が掲載されていました。
佐川急便が正社員のトラック運転手について週休3日制を導入するという内容。
給与は週休2日の時と同じで、1週間の労働時間も同じ。
つまり1日あたりの労働時間は8時間から10時間に増えます。
そして、週に3日ある休みを利用して別の仕事をしてもよく、
正社員に多様な働き方の選択肢を用意しています。
週休3日制については導入する企業が少しずつ増えていますが、
ただ珍しいから導入しているわけではなく、きちんとした理由があります。
それは優秀な人に働いてもらうためです。
日本は今少子化が進んでいて、今後働き手の中心となる世代が減少することは明らか。
以前から人手不足が叫ばれていた物流業界では、
これから深刻な人手不足になることは目に見えています。
そこで従来の週休2日だけでなく、
より自由になる時間が増える週休3日という働き方を設けることで、
今まで他の企業に向いていた人たちを引きつけたい、という狙いがあります。
週休3日の企業についてはこのブログでも度々取り上げてきました。
未来的な週休3日の会社
週休3日を実現した国東時間(くにさきじかん)
オランダでは日本よりも週休3日が定着していて、
休みの3日を自分のため、家族のために有効活用していました。
また、日本では大分県国東市にある株式会社アキ工作社が
早くから週休3日制を導入して業績アップを実現しています。
現在ではユニクロの親会社であるファーストリテイリングや、
ヤフーでも週休3日制が導入されています。
週休3日制が導入されると自由に動ける時間が丸1日増えるので、
空いた時間で自分のやりたいことができるようになります。
自分の興味ある分野の勉強をしたり、
運動不足解消のためにスポーツをしたり、
独立前に自分で小さく仕事を始めてみたり、
特に何も予定を入れずにぼーっとしたり。
週末は家族や友人との予定が入って思うように時間が取れないこともありますが、
週休3日なら1日分は確実に自分の分に回せます。
こうした自由な時間はやりたいことを実現するハードルをぐっと下げてくれます。
IT技術が発達すれば、今より短い時間で今以上の成果を挙げることができるようになります。
そうすれば労働時間が減少し、空いた時間を自由に使えるようになる。
時間がなくてやりたいことができないという人にとって、
週休3日制の導入、そして労働時間の減少は大きな解決策だと思います。
今後週休3日制は浸透していくのか、注視していきます。
では、明日も良い1日になりますように。
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