こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。

この連休中に、社会人向け教養講座を開催している
NiigataLiberalArtsClubの講義に参加してきました。

 第10回 Niigata Liberal Arts Club 地質学・古生物学

教養を身につける講義は大学以来です。

参加のきっかけは知人からの紹介と、
今回講義担当の松岡先生が大学時代にお世話になった先生だったこと。

自分は大学時代に地学を専攻していて、
松岡先生の講義を受講したこともありますし、
実習で直接指導していただいたこともあります。

久しぶりに先生にお会いしたかったのと、
普段の生活から離れて知的好奇心を満たしたいという思いがあり、
参加することに決めました。

ただ、大学ん通っていたのは10年以上前のことなので、
毎年多くの学生を見ている松岡先生は忘れていると思っていました。

しかし、当時のこともしっかり憶えて下さっていて、
短い時間ではありますが近況を話すことができました。

ギリギリで単位もらえたり、
地質調査実習で付きっきりで指導を受けたり、
最後の卒業研究発表で褒めてもらえたり。

大学時代の事を思い出しながら講義を受けました。

講義の内容は省いていきなり講義後のことを書きますが、
講義を受け終わって最初に思ったのは、「もう3時間経ったの?」というもの。

大学の一般教養3時間分を詰め込んだ講義は、
かなりボリュームがあり、内容はかなり多かったと思います。

それにもかかわらず飽きることなく聞けたのは、
自分が興味のある分野だったことはもちろん、
松岡先生の講義展開や話し方による部分も大きいと感じました。

講義の最初にこれから学ぶことを簡単に説明したり、
1つの時間の中で結論に向けてストーリーが進んでいったり、
関西出身の方らしく時々ユーモアを交えて話したり・・・

話を聞きたくなるような工夫があちこちにありました。

そのおかげで最後までしっかり話を聞くことができ、
満足した気持ちで講義を終えられました。

数日経った今思っているのは、
大人にとって学びはエンターテイメント
ということ。

すぐに仕事や生活で役に立つような知識ではなく、
人生の本質に迫るような問いや思想に向き合うのは、
難解なパズルを解くような感じで楽しさを覚えます。

勉強しているという感覚はなく、
単純に自分の知的好奇心を満たしたいという思いだけです。

学生時代の教育はやれと言われたからやる、
受け身の学びが大半を占めていましたが、
大人になってからの学びは、学ぶ分野や頻度、一緒に学ぶ人も
自分で主体的に選ぶことができます。

そうして自分に合ったスタイルにで学ぶことで、
余計なストレスがかからず、純粋に楽しむことができ、
学びはエンターテイメントに昇華できるのだと思います。

久しぶりに地学の専門講義を聞いて、こんなことを考えていました。

もうすっかり地学の知識はなくしてしまいましたが、
この機会にプレートテクトニクスだけは完璧に覚えようと思います。

では、明日も良い1日になりますように。

ご案内
詳細プロフィールは

こちらから。

ご意見・ご質問は以下のいずれかよりお願いいたします。
 Twitter:@tutinoko310
 Facebook:土屋裕行.com
 メール:お問い合わせフォーム

Twitter、Feedly、Facebookにてブログ更新を確認できます。

follow us in feedly