こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。
昨日に引き続き、友人送別会に関連した話です。
参考:寂しさは消えていく
今回は幹事として転勤する友人に縁のある人たちを集め、
新天地での活躍を願う送別会をしました。
特に何かイベントを差し込んだわけでもなく、
最初の乾杯の言葉と、最後のお別れの言葉くらいで、
あとはひたすら飲んで話し続けていました。
こういった人生の節目を迎えるイベントの時には、
主催者側がサプライズを用意することが多いです。
例えば友人たちで選んだプレゼントを渡したり、
家族からのメッセージを読んだり、
突然ゲストが参加したり。
サプライズを仕掛けることが1つの流れになっているように感じます。
ただ、自分は一切にこうしたサプライズを仕掛けることなく、
今回も特にイベントを用意することはなかったです。
サプライズをやらない理由は、以前にこのブログで触れています。
参考:求められることを期待以上のクオリティで遂行するのがサプライズ
サプライズとは仕掛ける側の都合で行われ、
仕掛けられる側の都合を軽視していることが
サプライズが苦手な理由です。
それに加えて、人生の節目となる場合には、
お互いにできるだけたくさん話をしたいと思っているので、
話が中断するような時間帯を作りたくない、
という思いもあります。
主催者は参加者の記憶に残るような時間にしたいという思いが強く、
想定外のことを仕掛けてインパクトを強くしたい、
という思いを持つのは当然の流れです。
ただ、強すぎる思いは時として息苦しさを生み、
逆に参加者の満足度を下げる要因にもなりかねません。
全てを自分でコントロールしようとするのではなく、
参加者の人に任せて自由に動いてもらう方が、
満足度が高まり、一体感も増すように思います。
派手なサプライズをせずとも、記憶に残るような時間を作るのが
主催者の難しさであり、楽しさであり、腕の見せ所でもあります。
イベントの主催する多くの方に、
「サプライズは絶対ではない」ということを理解していただけたらと思います。
では、明日も良い1日になりますように。
こちらから。ご意見・ご質問は以下のいずれかよりお願いいたします。 Twitter:@tutinoko310 Facebook:土屋裕行.com メール:お問い合わせフォームTwitter、Feedly、Facebookにてブログ更新を確認できます。@tutinoko310さんをフォロー