こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。

この週末に開催した朝活でのこと。

参加者の中に最近アメリカ出張を経験した方がいて、
その時に体験したことを聞きました。

特に驚いていたことはアメリカのスーパーでの出来事で、
会計中のレジでは店員さんとお客さんが楽しく会話する光景が見られたそうです。

レジには他にも何人か並んでいるにもかかわらず、
常連の買い物客は互いの近況を報告し合って盛り上がっていて、
急ぐこともなく話している様子はカルチャーショックだったとのこと。

もし日本で同じことをしたら、
きっと後ろに並んでいる人たちからプレッシャーをかけられるでしょうし、
そもそもレジの最中に自分から進んで話そうとも思いません。

日本だと会計に必要な情報以外は会話することなく、
いかに速く正確に処理するかに重点が置かれているので、
楽しく会話する光景を見ることはほとんどありません。

日本人は顔見知りの人とは強い結びつきがありますが、
見ず知らずの人に対しては交流を持とうとしない傾向があります。
(よそ者に厳しい地方の集落はその典型例)

ですので、特に知人でもないレジの店員さんとは
今の買い物に必要な会話以外はしないのが当たり前になっています。

ただ、アメリカのスーパーでの話を聞いて、
接点はほとんどない人との限られた時間での会話でも
嬉しくなったり楽しくなったりする瞬間があるのではないかと思いました。

もうすぐ旅行に行くという話をした時、
「気をつけていってらっしゃい」と言われたら嬉しくなりませんか?

それはほんの少しの嬉しさかもしれませんが、
その小さな嬉しさは1日を良いものにするエネルギーになるように思います。

優しい言葉は自分に返ってくる

見ず知らずの人に対しても、
相手のことを気遣ってかける優しい言葉は、
相手のためだけでなく自分のためにもなります。

先ほどの例で言えば、旅行に出かける人に「いってらっしゃい」と言った人は、
旅行先で楽しんでいるだろうかとか、
次に来た時にどんな話が聞けるんだろうかと、
ワクワクした気持ちになると思います。

相手のためを思ってかけた言葉が、実は自分のためにもなっていた、ということ。

知らない人に声をかけるのはとても勇気が必要なことですけど、
「こんにちは」とか「ありがとう」といった挨拶からでもいいので
もっと優しい言葉を使っていこうと思えた朝活での話題でした。

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では、明日も良い1日になりますように。

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