こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。
この週末は佐渡に帰って、佐渡国際トライアスロン大会に参加していました。
今回はスイム・バイク・ランをそれぞれ1人ずつ担当するリレータイプに出場し、
自分はスイム2キロを担当しました。
チーム3人とも目標以上のタイムをたたき出し、
108チーム中9位という好成績を残すことができました。
当日の様子を書き綴る前に、佐渡トライアスロンについて簡単に説明を。
佐渡トライアスロンは日本のトライアスロン大会の中でも
最も過酷な大会として知られています。
開催時期が9月初旬で残暑が厳しいこと、
競技時間・距離が長いことが理由です。
短い距離のBタイプは、
スイム:2.0km
バイク:105km
ラン:21.1km
(リレータイプも同距離)
長い距離のAタイプは、
スイム:4.0km
バイク:190km
ラン:42.2km
特にAタイプはトライアスロン大会として国内最長距離のレースのため、
通常トライアスロンをやる人を「アイアンマン」と呼ぶのに対し、
完走者には「ASTROMAN・アストロマン」の称号が与えられます。
(宇宙人くらい意味不明にすごいという感じ)
そのため、日本のトライアスリートにとって、
佐渡トライアスロンを完走することが1つの大きな目標になっています。
3年前にもリレータイプで参加していて、その時はラン担当でした。
佐渡トライアスロンに参加してきました その1
佐渡トライアスロンに参加してきました その2
実は去年もリレータイプで参加しようと思っていたのですが、
残念ながら抽選漏れしてしまって参加できませんでした。
悔しいので代わりに新潟県村上市で行われたトライアスロン大会に参加してきました。
今年は見事に抽選を突破して大会参加権を獲得。
参加が決まってからはメンバーそれぞれが練習を重ね、
自分は週1回以上はプールで1km以上を泳ぎ、大会当日を迎えました。
以下、大会前日から当日の様子を写真とともに振り返ってみます。
大会前日の9/2(土)の朝6時新潟発のカーフェリーで佐渡入り。
船内は大半がトライアスロン関係者と思われる外見で、
いつもの帰省の時とは全く違う雰囲気に包まれていました。
心配された天気は全く問題なく、写真の通りほぼ雲がない快晴の天候でした。
佐渡到着後にまずスタート地点の確認。
写真はスイムからバイクへの移動する通路。
海から上がったらここでシャワーを浴びて海水を落とし、
バイク用のウェアに着替えてスタートします。
ちなみにリレータイプの場合はスイム終了後にゆっくりシャワーを浴びられるので、
ここはスルーしてリレー受渡ゾーンまでダッシュします。
ゴールゲート。
ステージの上にゲートがあるので最後は少し上りになっています。
ゴールゲートは家族や友人、チームメイトと一緒にゴールでき、
ゴール直前にはDJが名前を呼んでくれ、完走を称えてくれます。
スタート会場のチェック後は競技説明会に出席。
広いホールを使用して当日の注意点が説明されます。
トライアスロンはスイムでの死亡事故が度々起こりますし、
バイクでも接触・転倒事故、ランでは熱中症になることもある危険なスポーツなので、
どの大会でもレース前に説明会が行われます。
また、説明会と同時に選手受付も行われて、
手首にQRコードがついたリストバンドが巻かれます。
大会中はこのリストバンドが身分証明書代わりになっていて、
選手しか入れない場所はこのリストバンドを見せて入ります。
説明会終了後は佐渡名物のブリカツ丼を食べました。
実は佐渡で食べるのは初めて。
新潟のたれカツ丼のような味付けで、
ブリカツはもちろん、たれがかかったご飯が美味でした。
食事後はバイクコース下見のために佐渡の下半分を周り、
その後にランコースも確認して、当日のイメージを固めました。
翌日は朝が早いためにこの日は21時には就寝。
いろいろ回って疲れていたので緊張もなく1分で寝付けました。
大会当日は朝3時半に起床。
いつもと同じくらいの量の朝ごはんを食べ、
荷物の確認をして朝5時には会場近くの選手駐車場に到着しました。
朝から快晴だったために気温は低め。
スイム担当の自分は水温が気になりました。
冷たい海の中を泳ぐのはかなり大変そうなので。
会場到着後に選手最終チェックを済ませて、
6時にスタートするAタイプのスイムを見に行きました。
写真だと小さくて分かりづらいのですが、
スタート地点には約1,000人が待機していて、
スタートの合図とともに一斉に海へ飛び出していきます。
近くにいた人が「魚の群れみたい」と表現していた通り、
コースいっぱいに広がる水しぶきが見えました。
ここから最長15時間半にもわたる長い1日が始まります。
Aタイプスタート後はいよいよBタイプ・リレータイプの出番。
その様子は次回の記事に回したいと思います。
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