こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。
定期的に呼んでいる週間現代にて、
日本の近未来(2033年頃)について予測する記事が掲載されていました。
記事にかかれている近未来について以下に書き出してみます。
・首都圏でも高齢者人口40%を超える地域が出てくる
・日本全国の3戸に1戸が空き家
・道路や水道ガスなどのインフラの耐用年数切れのピーク、
しかし財源不足のため改修できず。
・公共交通機関の本数減少。定時運行が難しくなる。
・年金支給額ゼロ。
・所得税率50%
・救急出動数が激増。救急車が来なくなる。
全てが現実になることはないでしょうが、
見ているだけで不安になってくるような衝撃的な内容です。
2033年というと今から16年後、それほど遠い未来ではありません。
今から16年前は2001年、まだ21世紀になったばかりの頃。
自分が実家を離れて新潟市で寮住まいを始めた頃です。
その頃と今を比較してみると、
暮らしやすさという点では大きく変わっていません。
昔からのお店がなくなって新しいお店ができたり、
市町村合併で新潟市が広くなったり、
新潟駅周辺の高架工事が全然進んでないとか、
バス路線の再編とBRTの導入で公共交通機関の利便性が変わったり。
少しずつ街は変化してきましたが、
生活のベースとなる部分は変わっていないので、
暮らしやすさという点では変化は少なかったのが2001年から今までです。
しかし、先ほど紹介した記事を見ると、
これから先は安定した暮らしが崩壊してしまうのでは、
と不安を抱いてしまいます。
今日本は人口減少の時期に入っていて、
少子化、高齢化の傾向は今後ますます強まっていくことから、
上記の未来予想のいくつかは現実になってしまうと思っています。
今はまだ自分の生活に影響がなので現実感がないかもしれませんが、
人口減少の影響は少しずつ広がりつつあります。
これから人口減少に伴ってさまざまなものが縮小していく日本、
その中でも生きていくためには、
「変化を前提に生きる」という意識を持つことが大切だと思います。
「今までと同じ日々が今後も続くだろう」
という希望的観測で日々漠然と生きていては
あっという間に時代の流れに取り残され、
苦しい日々を過ごすことになりかねません。
住んでいる地域が人口減少によって消滅する、
勤めている会社が成績不振で倒産する、
家族や友人が別の地域で暮らすようになる、
など、大きな変化が突然やってくるかもしれません。
その時に変化を前提に生きていなければ、
何をしていいかわからず途方に暮れてしまいます。
だから、自分の周りの環境が変わったとしても生きていける自信をつける。
それが縮小する日本を生きるための処世術だと思います。
日本の未来は不安ですけど、
日本には好きな場所がたくさんあり、好きな人もたくさんいるので、
出来る限り日本で生き続けていきたいと考えています。
そのために、暮らしが不便になっても生きていけるだけの知識と経験を身につけたい。
10年後も20年後もこの国で楽しく生きていられることを願って、
日々考えながら動いていきたいと思います。
では、明日も良い1日になりますように。
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