こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。

自分は未来のことを空想するのが好きで、
その材料となる最新技術を目の当たりにすると気分が高揚します。

また、SF系の映画や小説も好きで、
スターウォーズやバック・トゥ・ザ・フューチャーといったメジャー作品や、
星新一のショートショートといった過去の名作がお気に入りです。

それらは全て「これから現実で起こるかもしれない未来」を先取りさせてくれるもので、
最新技術やSF作品を見ると、そうした時代への期待(もしくは不安)が高まります。

ただ、「未来にこんなことが起こるのでは」と世界全体を空想するのは好きですが、
例えば「10年後に何をしていますか」と個人の未来を考えるのは好きではありません。

そんな先の自分のことを考えても想像通りになることはほとんどなく、
意味がないと思っているからです。

以前に実家を掃除している時、小学校時代の文集を発見し、
そこに書かれていた同級生の将来の夢を読みました。

学年16人しかいませんでしたが、小学4年生時点の夢を実現させたのは1人だけでした。
(ちなみに自分は警察官と書いていました)

また、大学1年生の時に参加した海外の子どもと交流するボランティアでは、
10年後の自分に手紙を書くことをしました。

19歳からみた29歳の自分は、
「実家で暮らし、公務員になって結婚して子どもと穏やかに過ごしている」
と想像して手紙を書きました。

しかし、10年経って当たっていたのは結婚して子どもが生まれたことだけで、
実家のある佐渡で暮らしていないし、公務員にはなっていませんし、
何より楽しいと思ったことにすぐ手をつけ、楽しい友人たちと遊んでいて、
穏やかとは正反対に慌しく生きています。

10年は現代にとってはかなり長い時間です。

今から10年前はiPhoneが初めて誕生した頃、
まさか10年後はここまでiPhoneをはじめとしたスマートフォンが
生活に浸透するとは誰も予測できなかったはずです。

現在をベースにして自分の将来について考えても、
技術革新などによって突発的に外的環境が変化すれば、
たちまちその予測は外れ、役に立たないものになってしまいます。

それならばいっそ個人の将来については明確に決めず、
その瞬間の世界の流れや自分の興味に従って動いた方が
充実した人生を送れるように思います。

10年後なんてわからない、その瞬間やりたいことをやれ

「未来を予測する最善の方法は、自らその未来を作り出すことである」
という名言の通り、
自分がやりたいことを積み重ねていった先にこそ、
自分が望む(予測する)未来があります。

自分の気持ちに正直に、そして時代の波に乗って、
今生きているこの瞬間にやりたいことをやる、
それが変化の激しいこれからの時代を生き抜く処方箋のような気がします。

では、明日も良い1日になりますように。

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