こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。
最近盛り上がりを見せている働き方改革、
中でも長時間労働の抑制は大きな目的の1つになっています。
働き方改革とは?必要となった背景や実現会議と実行計画、事例まで徹底解説 | BizHint HR(人事の悩みにヒントを届けるニュースサイト)
とはいえ、まだまだ改革が進んでいるとは言い難く、
長時間労働の抑制に関して言えば道半ばといった感じです。
そんな中、プロブロガーのイケダハヤトさん(@IHayato)が
長時間労働についての記事を公開していたので紹介します。
記事内で紹介されているグラフは、
労働時間と知的好奇心の関係を示したグラフです。
横軸の労働時間が短いほど、縦軸の好奇心は高い数値になっていることが読み取れます。
フィンランド、ノルウェー、デンマーク、フランスなどヨーロッパ諸国は
労働時間が短く知的好奇心も高く、
反対に日本や韓国は労働時間が長く知的好奇心が低くなっています。
グラフを見る限り、労働時間と知的好奇心には強い相関関係があると言えます。
自分も一時期長時間労働をしていた時期があり、
朝9時から夜12時くらいまで働く日々が半年ほど続きました。
平日は仕事以外に全く何もできず、
起きたらすぐに仕事に向かい、
帰ったらすぐに寝る日々を送っていました。
この時期は睡眠時間も短くなって常に疲労感がつきまとっていて、
何かを新しく始めようと思う気持ちより、
何もせずゆっくり休みたいと思う気持ちの方が強かったです。
ですので、週末はぐったりして体を休めるためだけに使っていた記憶があります。
先ほどのグラフの相関関係の通り、
労働時間が長くなったため、知的好奇心が低下した典型例です。
新しいことを始められないというのは、
変化の激しい時代において致命的な問題だと思っています。
今日と同じことを明日もやり続ければいいと思っていても、
技術革新や流行、個人の興味の多様化によって求められるものが変わるからです。
今の技術が数年後も通用するかわかりませんし、
そもそも市場自体が縮小していくことも十分考えられます。
その時、未来に対応したスキルを持たない人たちは
仕事を失い、労働市場においての価値が低くなっていく。
だからこそ、常に新しい何かに手をつけて、
時代の変化に備える必要があります。
長時間労働は好きなことに没頭したり、
これからの時代に必要なスキルを得るための時間を奪います。
それでは未来は生きられない。
生活には常に一定の余裕が必要で、
その余裕が新しいことを始めたいという知的好奇心を生み、
未来への備えとなるのだと思います。
参考:日本のITエンジニアがイノベーティブでないのは暇じゃないからかもしれない – メソッド屋のブログ
今自分は未来への投資として、
スマホアプリを作るためにプログラミングの勉強をしています。
仕事でもプログラミングをしていますが、
PC向けのアプリしか作っていないので、
スマホアプリに触れるのは新しいことだらけでとても楽しいです。
加えて、自分が思ったとおりに設計、プログラミングができるのも楽しいです。
直接仕事に結びつくかどうかわかりませんが、
これも自分なりの未来への備え。
長時間労働を過去の文化にするため、
個人でもできることから始めてみましょう。
まずは付き合い残業をやめて、
仕事が終わっていれば定時に帰る勇気を持って行動してみてはどうでしょう。
限られた人生の時間を時間を有効に使うために。
では、明日も良い1日になりますように。
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