こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。

世界的な脱現金の流れが止まりません。

今年出張で中国に行った時に、
現地の方々が当たり前のようにスマホ決済をしていて驚きましたが、
その流れは世界的に当たり前の光景になりつつあります。

 過去記事:財布よりスマホが大事になる未来

スウェーデンでは現金決済率が2%まで低下し、
現金が利用できない店舗も多く、
現金を使用するのは旅行者だけという状況まで進んでいます。

 参考:スウェーデンの現金使用率は2%―、キャッシュレス社会への賛否

デンマークでも同様に脱現金の流れが進み、
2030年までに現金が廃止されることが決定しています。

 参考:デンマーク:現金廃止は犯罪と戦うための手段

中国や北欧を中心に、先進国では日本以外は着々と電子決済社会に移行しています。

日本は先進国の中では突出して現金使用率が高く、
飲食店を中心に現金しか利用できないお店も多く、
電子決済への移行はゆるやかです。

日本では通貨に対する信頼が高いこともあってか、
未だに半数近くが現金決済となっています。

自分が住んでいる新潟でも現金で支払う人が圧倒的に多く、
スマホ決済はもちろん、カード払いの人も少ないという印象です。

ただ、自分は今年の中国出張から帰ってから、
意識的に現金を使わないような生活を続けてきました。

スマホで楽々と支払いする光景が未来のスタンダードに思えたからです。

コンビニやスーパーで少額の買い物をする時はSuica、
家電製品や衣料品など少し高額の場合はクレジットカードを使い、
なるべく現金を使わないようにしています。

最初は不便になるかとも思いましたが、
むしろ支払い時に細かい計算をしたりおつりの受け渡しがなくなったので、
便利になって小さなストレスから解放されました。

今では現金支払いしかできないお店を避けるようになり、
より手軽に利用できるお店に足を運ぶまでになりました。

自分の行動範囲でまだ現金支払いしか対応していないのは、
コインロッカー、コインパーキング、割り勘、
あたりです。

コインロッカーやコインパーキングは
新しい設備の場合は電子決済に対応していますが、
ほとんどがまだ現金支払いしか対応していません。

割り勘についてはいくつかアプリがあるものの、
自分だけ使っても全く意味がないので、
今もまだ現金で支払っています。

 参考:paymo (ペイモ) | わりかんを思い出に

このあたりが全てスマホで決済できるようになれば、
本格的にキャッシュレス生活に突入できそうです。

現金は管理に手間とコストがかかりますし、
おつりの精算など支払いに手間取りますし、
衛生的な面でも多少問題があります。

キャッシュレス社会はセキュリティ面にまだ不安が残るものの、
こうした現金のデメリットを補って余りあるメリットがあります。

昨今は外国人観光客も増加していますし、
日本でもキャッシュレスの流れを推し進めることは急務です。

世界のキャッシュレスの波が大きくなっている今こそ、
長らく使われてきた現金に別れを告げる時かもしれません。

 参考:現金至上主義者はこれから「社会悪」と言われるかもしれない

では、明日も良い1日になりますように。

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