こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。
この週末はライフワークの朝活終了後、
家族で近くのイオンに買い物に出かけてきました。
クリスマスが近くて、会社員はボーナスが出たばかりですし、
混雑すると思っていましたが予想に反してそれほど混まず。
おかげでゆったりと買い物、食事を楽しむことができました。
自分はイオンの空間が好きなので、
子連れで買い物する時はだいたいイオンを利用しています。
その理由は商店街よりイオンに足を運ぶ3つの理由
という記事にまとめた通りです。
記事の中でイオンに足を運ぶ理由について
(1)駐車場が広くて無料
(2)店がオープン(入口に壁がない)
(3)子どもを連れていきやすい
と3つ挙げていますが、
今回イオンに行ってみて(2)の理由についてさらに思考が進みました。
街の中の家から、家の中の街へ
イオンは大型ショッピングセンターで、
複数の小売店舗や飲食店が入居する商業施設です。
ユニクロやH&Mといったファストファッション、
家電量販店、スポーツショップ、カフェ、美容室、クリニック、
巨大なフードコートや食品売場に映画館。
様々なお店が1つの建物の中に集積しています。
その様子はまるでイオンモールという大きな家の中に
街がまるごと入っているような印象を受けます。
一方、そんな郊外の大型ショッピングセンターにお客を奪われた商店街は
イオンモールとは逆の形態になっています。
商店街という街の中に個々のお店(家)が存在している。
つまり「街の中に家がある」という状態です。
「街の中の家」という形態の商店街と、
「家の中の街」という形態のイオンモール。
人の賑わいを見てわかる通り、時代は後者の形態を支持しています。
その最も大きな要因は、上で挙げたイオンに足を運ぶ理由(2)、
店がオープンであることだと思います。
商店街では街の中にある店は1つ1つ独立しているため、
お店の中に入るにはドアを開け、壁を越えなければいけません。
そして入った後は閉じた空間でお店の方と過ごすことになります。
すでに顔見知りの関係であればスムーズに入っていけると思いますが、
全く面識のない人、場所の場合、この壁を超えるのは大きなエネルギーが必要です。
特に買うものがなかった時に、
手ぶらで出て行くのが気まずくなりそうで入るのがためらわれる、
という方もいるかと思います。
イオンの場合は1つの建物内に多くのお店が入っているので、
独立した店舗というより、部屋という感覚に近いです。
入口にもドアはなく、中が簡単にのぞけるようになっていて
出入りもしやすいため、余計なストレスなく気軽に買い物をすることができます。
また、人の流れがあるので特に買いたいものがなかった時も
気にすることなく店の外へ出ることができます。
先日Google新ロンドン本社の完成予想図が発表されましたが、
その姿はまるでイオンモールように横に広がる巨大な建物でした。
参考:超高層ビルと同じくらい“長い”グーグルの新社屋、次世代トレンドとなるか
1つの大きな建物の中に多くの機能を持たせる、
というのは次世代のトレンドになるのでは、と思わせてくれました。
イオンモールはこれからも地方の中心となり、人を集める場所であり続けるのでしょうか。
10年後に期待と不安が入り混じります。
では、明日も良い1日になりますように。
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