こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。
先日ドラマ「陸王」が最終回を迎えました。
老舗の足袋製造業者がランニングシューズの開発に挑戦する物語で、
原作は「半沢直樹」や「下町ロケット」が代表作の池井戸潤さん。
「半沢直樹」、「下町ロケット」ともに高視聴率で人気作品となりましたが、
この陸王も過去作品と同じように、最終回は視聴率20%を超えたと報道されていて、
SNSでも陸王に関する好意的なコメントが数多く見られました。
自分はランニングがライフワークとなっているので、
走ることが大きなテーマとなっている陸王を毎回楽しみに観ていてました。
(さらに元仮面ライダーが3人も出演していたことも大きな理由ですが)
以下、多少ネタバレを含んだ内容になりますのでご注意を。
この陸王の最終回でとても印象的なセリフがありました。
足袋屋こはぜ屋の宮沢社長が
大手企業から安定した製品発注と
厳しい融資返済を前提とした業務提携を持ちかけられ、
大いに悩んで社員に相談するシーンでのこと。
賛成反対の声が次々と挙がる中、
宮沢社長は業務提携することを社員に告げます。
その時のワンフレーズが以下。
** 挑戦しなければ勝ち負けはないけど、成長せす生き延びても意味がない。
守るためには挑戦するしかない。**
こうして大型融資を受けて生産設備を整えることができ、
老舗足袋屋はランニングシューズメーカーとして躍進していくことになります。
「守るためには挑戦するしかない」
というのは本当にその通りだと思います。
守るというと今まであったものをそのまま変えずにいる、
というイメージをしてしまいます。
ですが、世界は刻々と変化していく中で、
何も手を打たずに過去の遺産を大事にしまっておくだけでは
いつかその遺産は世界から忘れ去られてしまい、
気づいた時にはもう守れなくなってしまうかもしれません。
地方における伝統芸能や伝統産業がこのイメージに重なるところがあり、
受け継がれてきた伝統を大事にするがあまり、
少子高齢化やIT技術の発達にうまく適応できず、
失われつつあるように感じます。
自分はただ漠然と淡々と日々を過ごすことが耐えられなくて、
常に今やっていることが楽しいか、先があるか考え、
次は何をしようか考えて小さく一手を打ち続けています。
それは宮沢社長と同じように、
挑戦することでしか自分の人生を守れないと思っているからです。
何も手を出さずに今まで同じことを繰り返すだけで
「人生つまらない」と言うようなつまらない日々は送りたくない。
自分の楽しい人生を守るために、必死で考えて動き続けていきたい、
そう思っています。
歳をとるほど経験を重ねて知識が増える一方、
先が予測できてしまって新しい一手を打たない傾向が強くなります。
ただ、時代は常に流れ、変化しています。
不安定な時代に適応して楽しく生きていくためにも、
何もしない守りに入らず、守るために挑戦していきたいと思うのです。
では、明日も良い1日になりますように。
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