こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。
最近友人の作曲家ハヤシユウくんが波に乗っています。
Youtubeで公開していた「ワンダーランド」の再生回数が急上昇し、
5万回以上再生されるスマッシュヒットを記録。
アマチュア楽曲の静止画MVが3万再生になった||Yuta Kobayashi(ハヤシユウ)|note
その勢いに乗って先日は「ワンダーランド」を含むミニアルバムを発売。
2/3発売、ミニアルバム「Summer Slumber」試聴と購入方法のご案内
さらには3月に長岡市に音楽図書室を作るとのこと。
本当に年明けから勢いがあるので、
次は何をしてくれるんだろうという期待感があります。
何より本人がすごく楽しそう。
自分は特にこれから作ろうという音楽図書室のことが気になっています。
上記記事から音楽図書室の説明について引用。
音楽図書室を作ります。
僕は岡山が好きでよく旅行にいくのですが、
倉敷に「音楽図書室」というのがあって。壁一面に並んだレコード、
古い音楽書籍、音楽好きの心をくすぐる電気蓄音機。
これを見たときに、「あ!やりたい!」と思ったんですよね。ただし、これをそのまま真似するわけじゃありません。
蓄音機もなければ、レコードも書籍も到底敵わない。ここに出張カフェの機能や、音楽学校の機能を、
小さく、少しずつ、くっつけていきます。
「あそこは何屋なの?」と言われるようになれば本望。
「図書室」というのは、パブリックで誰でも気軽に入れる空間。
足かせを取り払う役割として、入り口を図書室にしたいな、と思っています。そうして、このお店に長岡の、いや、全国の音楽好きを集める。
そして、ライブハウスをやりたいんですよ、と雑談をする。
そうした中で、「あ!あの人ならいい物件知ってるかも!」
「そういうことなら、余ってる機材協力するよ!」
みたいな出会いが、きっといくつか生まれるんじゃないか、
ということで、先行投資として店舗物件を賃貸で借ります。
音楽好きなので音楽が溢れる空間にワクワクするのですが、
それとともに、「何屋かわからない空間」という点にも魅かれます。
なぜなら、目的が曖昧な場所にこそ
予想を超えた楽しさが生まれるからです。
一般的にはスペースにはそれぞれ役割があります。
音楽の例で言えば、
ライブハウスだったら音楽を演奏するところ、聴きにいくところですし、
図書館だったら本を読んだり本を借りたりする場所です。
ライブハウスで仕事の会議をすることはないですし、
図書館の中で食事しながら談笑することもありません。
そのスペースには役割が与えられていて、
目的と一致しない利用方法は認められていないことが多いです。
こうしてスペースごとに役割・目的がはっきりしていれば、
音楽を演奏したい時はライブハウスへ行き、
本を読みたい、借りたい時には図書館へ行けばいい、
とすぐに連想することができます。
それはわかりやすくていいことなのですが、
一方で集まる人たちが固定化されたり、
似た思考を持つ人だけが集まりやすくなる傾向があります。
そこで、あえてスペースの目的を明確にしなくなれば、
多様な人たちが集まる可能性が高まってきます。
ハヤシユウくんが作ろうとしている音楽図書館なら、
音楽を演奏したい人、聴きたい人、本を読みたい人、カフェでゆったりしたい人、
など多様な目的の人たちが集まってきます。
そんな人たちが同じスペースで交流すると、
きっと日常のスペースでは起きえない楽しさが生まれるように思います。
音楽図書室は3月にオープン予定とのこと。
オープン後には自分も行ってみることを約束しているので、
訪問後にはこのブログで報告したいと思います。
ハヤシユウくんの曲が気になる人は、
ぜひ以下の記事から聴いてみてください。
アマチュア楽曲の静止画MVが3万再生になった||Yuta Kobayashi(ハヤシユウ)|note
では、明日も良い1日になりますように。
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