こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。

先日車に関する面白い記事を見つけました。

 月定額のカーレンタルサービス「SmartDrive Cars」発表、安全運転で料金割引も|TechCrunch Japan

月々定額でユーザーに車を貸し出すサービスで、
毎月の利用料には税金、自賠責保険料、メンテナンス費などが含まれるとのこと。
安いもので月額2万円程度。

月額利用料以外にメンテ料金はかからないので、
利用に応じてガソリン代程度を支払うだけでよく、
ユーザーは快適にカーライフを楽しむことができるサービスとなっています。

WordやExcelなどが「Office365」という名前で月定額制で提供されたり、
Apple Musicに代表される音楽配信サービスのように、
自動車業界での月定額制登場は、
利用に応じて料金を支払う「サブスクリプション方式」の浸透を感じさせます。

モノの所有から共有、サービスとしての利用という流れは今に限ったことではなく、
以前から存在していました。

ソフトウェアの世界では「Saas」と言われるものです。

Saasとは、Software As A Serviceの略で、
直訳すると「サービスとしてのソフトウェア」。

もう少しわかりやすく訳すと、
自分の使う端末にインストールして使うのではなく、
インターネット経由で提供されるソフトウェアを、
ユーザが必要な機能のみを選んで利用する、となります。

多くの人がお世話になっているGoogleのGmailやMapもその1つです。

今やこうしたSaas型のサービスはインターネットの世界にあふれています。

こうした現象の推移を見ていると、
リアルの世界がデジタルの世界を追いかけているように見えます。

デジタルの世界は制約が少なく、
テクノロジーの発達によってできることが増えれば、
今までの方法をガラッと変えることができます。

だから、変化はまず画面の中で起こる。

その中で変化が落ち着いてきたら、次はリアルの世界へと展開していく。

デジタルの世界で試験的に運用して、
問題がなければ現実世界へと移行するかのように。

2018年も様々なサービスがインターネット上に登場するはずです。

そうしたサービスのうちいくつかは画面の中だけでなく、
自分たちが生きている現実世界へも展開されていくと思います。

インターネットの広大な世界は少し先の現実かもしれない。
そんなことを自動車定額制サービスの記事を見て感じました。

では、明日も良い1日になりますように。

ご案内
詳細プロフィールは

こちらから。

ご意見・ご質問は以下のいずれかよりお願いいたします。
 Twitter:@tutinoko310
 Facebook:土屋裕行.com
 メール:お問い合わせフォーム

Twitter、Feedly、Facebookにてブログ更新を確認できます。

follow us in feedly