こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。

自分が毎日のように使っているスマホアプリの1つ、Facebook。

個人アカウントでの投稿は時々しかしていませんが、
企業やブランド・アーティスト、何かしらのグループや団体が作るFacebookページには
このブログの更新情報を投稿しています。

Facebookが情報収集の中心になっている人たちも一定数いるので、
その方々にも情報を届けられるよう、Facebookでも発信を続けています。

今の自分のブログ生活には必須となっているFacebookですが、
Facebookの利用を始めた当初から使っていない機能があります。

それはイベント機能。

Facebookのイベントページを作成すれば、
Facebook上で簡単にイベントの告知や集客ができます。

また、告知するだけではなく、イベントの参加者確認や、
参加予定者とのやりとりもイベントページ上で行うことができます。

イベント企画者にとっては便利なことこの上ない機能だとは思いますが、
今までも、そしてこれからも使う予定はありません。

Facebookでイベントを作成しない理由は大きく2つ。

1つ目は「透明性の高さ」です。

Facebookのイベント作成時には公開範囲を設定でき、
誰もが閲覧・参加可能な「公開モード」と、
招待した人だけが閲覧・参加可能な「非公開モード」があります。

通常のイベントではより多く集客したいので「公開モード」を選択します。
(イベント作成時の初期表示でも公開モードになっています)

そうするとより多くの人に見てもらえて、
イベントの認知度は一気に高まることは間違いありません。

しかし、問題となるのは「公開モード」で、
誰もがイベントの参加者やコメントを見ることができるので、
自分の行動が筒抜けになってしまうというリスクがあります。

たとえそのイベントが素晴らしいものであったとしても、
見知らぬ誰かに自分の予定を知られることに嫌悪感を抱く方もいます。

このように、すべてが見えすぎるというのが1つ目の理由。

Facebookでイベントを作成しない2つ目の理由は、「内輪感」。

Facebookは個人間のつながりを強くする、または保つためのツールなので、
どちらかといえば外よりも内を向いているツールです。

ですので、イベントを作成するとまずは自分の友人たちの目に触れることになります。
中にはイベントの招待で友人を一斉招待する人もいます。

そうすると、イベントに興味を持つ人、参加してくれる人は友人中心となってしまいます。

それはそれで良いのですが、
公開イベントで同じようなことをしてしまうと内輪感が強くなってしまい、
初めて参加したいと思っているような人は参加をためらってしまう可能性があります。

自分は基本的にイベント告知はブログが中心です。

そのブログの更新通知をFacebookやTwitterに流し、
参加申し込みはFacebook、Twitter、メールで受け付ける、
というのが定番の流れになっています。

Peatix(ピーティックス)などのイベント管理サービスは、
新潟では利用している人が少ないので利用していません。

それでもイベントには必ずと言っていいほど初参加の方がいますし、
今のところ常連だけで固まるといった状況には陥っていません。

Facebook中心の告知を行うことは、活動の幅を広げているようで逆に狭めています。

常連にとって居心地が良い場になるほど、
初めての人にとって居心地が悪い場になるからです。

そのことを新潟市内野でツルハシブックスを運営していた西田さんは
居場所のジレンマと呼んでいました。

居場所のジレンマを乗り越えるためには、
まずFacebookでのイベント告知を見直すことから始めるべきだと思います。

イベントに参加したいと思った人が参加できるような仕組みをぜひ作っていきましょう。

では、明日も良い1日になりますように。

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