こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。

この週末は子どもの卒園式に参加してきました。

前日までは卒園証書をもらって謝恩回でご飯を食べて終了、
くらいに考えていたので軽い気持ちで参加したのですが、
当日を迎えたら想像以上に感動的な式でした。

卒園児童たちがステージ上で卒園証書をもらった後に
そのまま自分の席に戻ると思っていたら、
一言将来の夢を語ってから家族のところへやって来てお礼を言う、
という感動的な流れになっていました。

こんなシーンを突然見せられたら感動しないわけがありません。

自分の子どもはもちろんですが、1歳の時から他の友達の成長も見てきたので、
親戚のような気持ちで感傷的なってしまいました。

他の子の家族や歴代の担任の先生方もみんな泣いていて、
いい人たちに囲まれて素敵な日々を過ごしていたんだと感じました。

子どもが生まれてから今までのことを振り返ってみて、
自分は子どものためにどんなことをしてきたのか思い出してみました。

小さい頃から毎日のように絵本の読み聞かせをしました。
週末ごとに公園に行ったり散歩に行ったりしました。
一緒に英語やプログラミングを勉強しました。
全国各地の友達に会うために一緒に旅行しました。

旅行したりイベントに参加したりする非日常のインパクトは大きかったと思いますが、
でも自分にとってすぐに思い出せるのは日々繰り返される日常で、
本を読んだり、散歩したり、歌ったり、ご飯食べたり、
という平凡な日常の方が思い出されます。

そういう日々の小さなことの方が、
積み重なって子どもの成長に影響を与えているんだろうと思っています。

今振り返ってみると、自分は子どもに何かを教えようというより、
自分で見て学んで欲しいという姿勢で接していました。

だから、まずは親が一生懸命生きて、
常に新しいことを学び続けて生きていることが
何よりの教育になるのではと考えていました。

もちろん家族の時間は大事にしてきましたが、
それと同じくらい1人の時間を大事に確保して、
自分で考え、自分で選択して行動することを繰り返してきました。

それがどのくらい子どもに伝わっているのかわかりませんが、
少しでも何かを感じ取って自分の学びにしてもらえたらと願っています。

大人になるとやらなければいけないことが増えて、
楽しいことだけじゃなく、辛いことも苦しいことも増えてきます。

だから、街を歩く大人たちの中には、
辛そうに苦しそうな顔をしている人もたくさんいます。

でも、そんな顔ばかりを子どもに見せてしまっていたら、
きっと大人になることを拒絶し、未来に絶望してしまうと思います。

黙っていてもいつか大人になってしまうのだから、
その先には絶望ではなく希望が待っているように感じてほしい、
その方が今も楽しく生きられるのではないか。

そんな思いがあって全力で楽しく生きている姿を子どもには見せ続けたいと思っています。

10年後、20年後、卒園した子どもたちが成長するにつれて社会との接点が増えてきます。

新しい時代を生き、新しい感性と価値観を身につけた世代がどんな時代をつくっていくのか、
願わくばその時に自分も見守るだけでなく、時代をつくる流れに乗っていたいと思うのです。

これで長女の保育園生活は終わり。
次は次女の保育園生活が本格的にスタート。
卒園まであと5年、まだまだ保育園の先生方にはお世話になりそうです。

では、明日も良い1日になりますように。

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