こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。

この1週間の中で日本で最も話題になったニュースと言えば、
アメリカ大リーグで活躍する大谷翔平選手ではないでしょうか。

すでに数多く報道されているので詳しく書くまでもないと思いますが、
大谷選手は投手と打者の二刀流で大リーグに挑戦していて、
開幕直後から投打にわたって大活躍しています。

投げれば試合終盤まで1人のランナーも出さない完璧なピッチングを披露し、
打てば現役最高のピッチャーからのホームランを含む3試合連続ホームラン。

開幕前のオープン戦では投打ともに精彩を欠いていたので、
自分も含めて多くの人がこの結果に驚き、そして熱狂しています。

日米のメディアや野球関係者は当初から二刀流には批判的でした。

日本では二刀流で成功していたとはいえ、
世界最高峰のリーグでも同じことでできるとは考えられず、
投手か打者、どちらかに絞った方がいいという意見が多数でした。

事実、大リーグでは投打の二刀流で活躍する選手は近年おらず、
100年前に野球の神様と呼ばれていたベーブルースの時代までさかのぼります。

ただ、100年前は今よりも野球レベルは間違いなく低かったので、
100年前はできていたとしても、現代では不可能な夢物語である、
それがメディアや野球関係者を含めた世間一般の認識でした。

しかし、大方の予想を大きく裏切り、通用するどころか活躍しています。

今は批判していた人たちも手のひらを返したように、
一様に賞賛の声が挙がり続けています。

大谷選手のすごいところは二刀流のスキルはもちろんですが、
強靭なメンタルだと思っています。

日本どころかアメリカでも二刀流について否定的な声で埋め尽くされる中、
開幕前のオープン戦では結果が出せず、
否定派の声が強くなる中でプレーして、
その声を覆すような大活躍をしているからです。

強い精神力がなければ、こうした世間からのプレッシャーに押しつぶされてしまい、
オープン戦の不調をひきずっていたかもしれません。

周囲のサポートがあったとはいえ、
それらの大きすぎるプレッシャーを跳ね除けて活躍する姿こそ
大谷選手の大きな魅力ではないかと思います。

大多数の人たちは大谷選手のようになることはできませんが、
彼のメンタルは見習うことができます。

たとえ周りの人たちが何と言おうとも、
自分がやりたいと思った道を貫くという精神です。

日本のプロになる頃から二刀流について野球界の大先輩たちから批判がありながら、
それらの声に屈することなく二刀流を続けて結果を出し、
アメリカに渡ってからも、世間の声や常識に屈することなく、
自分がやりたいと思った道を貫いています。

そうした己を貫くという心は一般人でも大いに学ぶことができます。

未来は誰にもわからないのだから、
誰かの言葉に従うより、自分の思いに忠実な方がいい。

それが不確実な未来をたくましく生きていける方法だと思うのです。

大谷選手は早くも大リーグの週間MVPを獲得し、
これからシーズンが進むにつれてさらに活躍すると思われます。

大リーグの歴史に新たなに名前を刻んでいる大谷選手、
きっと後々伝説と語り継がれるはず。

伝説の始まりにこれから注目していきたいと思います。

では、明日も良い1日になりますように。

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