こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。
昨日の記事で書いた通り、先日の日曜日に佐渡トキマラソンに参加してきました。
例年よりも暑く風も強いという厳しいコンディションの中、
2000人以上の人が初夏の陽気の佐渡島を駆け抜けました。
今年はスタート会場で佐渡食の陣も同時開催されていて、
マラソン参加者以外の人も多く訪れていて、
今まで以上に盛り上がった大会だったと思います。
さて、今年の佐渡トキマラソンが良かったと感じているのは
自分のレース展開に満足していることもありますが、
関わっていた人たちがとても楽しそうにしていたことも大きな要因だと思っています。
例えば、今年は大会の盛り上げ役としてDJの方がいて、
スタート前にランナーの士気を高めてくれたり、
ゴール前では選手1人1人の名前やエピソードを読み上げてくれていました。
ちょっと名前はわからなかったのですが、
テレビで観る芸人のようにしゃべりが上手で、
フルマラソンの最終ランナーがゴールするまで変わらないテンションで盛り上げてくれました。
また、ゲストランナーとしてタレント森脇健児さんが10kmを走っていて、
前のランナーを次々と追い越しながら、みんなと会話を交わしていました。
ゲストとして呼ばれているので仕事として参加しているのでしょうが、
走る姿やランナーと話す様子からは義務感のようなものは一切感じず、
楽しそうな空気感がこちらにも伝わってきました。
そして、ゴール地点にはたくさんのボランティアの方がいて、
ゴール直後には中学生ボランティアの方々が笑顔でハイタッチの祝福をしてくれました。
おそらくボランティアは学校の先生方から依頼があってのことと思いますが、
彼ら彼女らはその場を楽しみながら選手を迎えているようでした。
自分は佐渡が地元なので、以前から毎年佐渡トキマラソンには参加しようと思っていましたが、
今回大会に関わっている人たちの楽しそうな様子を目にして、
その思いが一層強くなりました。
またこの大会に参加したい。
またこの場に帰ってきたい。
きっと自分だけでなく、他にも同じように感じた人がいたはずです。
楽しさは人を引きつける
どんなに素晴らしい世界遺産でも、もう一度訪れたいと思う場所は多くありません。
ですが、毎回その時その場所その瞬間にしか生まれない楽しさは
人を引きつける十分な力になります。
地域活性化のためにたくさんのイベントを企画・実施したり、
世界遺産や観光名所の整備に力を入れる地域も多いですが、
まずそこに暮らしている人たちが全力で楽しく生きることこそ
地域活性化への最初の一歩ではないか、
そう強く思ったイベントでした。
では、明日も良い1日になりますように。
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