こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。

昨年末からiPhone5sからiPhone8に替えたことをきっかけに
本格的に現金を使わない生活に入りました。

以前は定期的にATMに足を運んで定額を引き出していましたが、
最近はほとんど行かなくなりました。

支払いはスマートフォンからSuicaで支払うか、
クレジットカードを利用して支払うかの2択です。

今ではコンビニやドラッグストアで買い物するくらいならば、
財布を持たずに出かけることも珍しくありません。

自分はできるだけ身につけるもの、持ち物を減らしたい思考なので、
キャッシュレス生活で分厚い財布から解放されることはこの上ない喜びです。

日本ではまだそれほど浸透していないキャッシュレスですが、
他の国々ではすでに現金の方が珍しくなっている国もあります。

その代表がスウェーデン。

町のATMは次々と撤去され、お店によっては現金お断りの店があり、
GDPに対する現金流通量は1.4%まで下落していて、
まさにキャッシュレス大国と言えます。

 参考:現金って何? 世界最先端をいくスウェーデン生活者 博報堂生活総研の「トレンド定点」(第11回) | JBpress(日本ビジネスプレス)

スウェーデンで支払いのメインとなっているのが「Swish」というサービス。

電話番号に紐づいたSwishIDへ送金するサービスで、送金にかかる手数料は無料。
国内人口の6割が利用していて、すでに社会的インフラとして機能しています。

若者だけでなく、高齢者もこのサービスを利用しているそうで、
スウェーデン国内ではすでに現金は過去の遺産になっていることがわかります。

こうしたキャッシュレス化の流れはスウェーデンだけに留まらず世界的なもので、
日本でも世界に遅れながら少しずつキャッシュレス化が進んでいます。

自分はすでにキャッシュレス生活を実践しているのでもちろん賛成ですが、
持ち物が少なくなるという理由だけで賛成しているわけではありません。

もう1つ大きな理由は「気軽にお金を払いやすくなる」という点です。

こう書くと
「気軽にお金を使えたら不要な買い物をしてしまうのでは?」
「自分の支払い能力以上にお金を使ってしまうのでは?」
という疑問がすぐに浮かんでくるかもしれません。

もちろんそうしたデメリットもありますが、
その一方でお金を払いやすくなることで得られるメリットもあります。

そのメリットは個人間での送金で享受できます。

例えば友人が面白そうなイベントを企画した時、
現金しか支払い方法がなければイベントに参加することでしか
金銭的に貢献することはできません。

しかし、アプリやWebサービスを利用してキャッシュレスなやり取りができれば、
たとえイベントに参加できなくても、
応援という形で少額を相手に送金することが可能になります。

数百円といったコーヒー一杯分くらいの金額であっても、
キャッシュレスなら特に面倒な手続きをせずに相手に送金できます。

たとえ少額であっても、金銭的なやり取りが生まれると、
お互いの間に信頼関係が生まれ、その後に続く関係が築けるはず。

キャッシュレス化でお金が払いやすくなることで、
こうした金銭的支援の流れはきっと強まってくると思います。

日本ではまだまだキャッシュレスの流れは弱く、
特に地方都市においては中心部や全国チェーン店以外は
現金しか利用できないケースが多いです。

日本を訪れる外国人観光客は年々増加していて、
2020年には東京オリンピックが控えていることもあり、
世界標準となりつつあるキャッシュレスの環境を整備することが重要になっています。

世界からやってくる方々に快適に過ごしていただくためにも、
日本に暮らしている人たちが気軽に他人を応援できるようになるためにも、
キャッシュレスの流れが加速してほしいと強く願います。

では、明日も良い1日になりますように。

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