こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。
GW中に東京の本屋巡りをしたことを前回の記事で書きましたが、
その中で感じたことを今回の記事で書いてみたいと思います。
実は今回の東京1人旅、
元々本屋巡りをしようと思っていたわけではありません。
GWにたまたまフリーな日ができたので、
久しぶりに1人で東京に行って面白そうなところへ行ってみようか、
というのが始まりです。
その後、観光で行くなら有名な観光地の浅草に行って、
自分の趣味であるランニングで巡ったら面白いだろうなと思い、
浅草から隅田川沿いを周遊するプランを立てました。
そして、何年か前に東京に1人で遊びに来た時、
本屋が面白かったという記憶があったので、
東京にある面白そうな本屋を巡ることを思いついきました。
こうしてランニング&本屋巡りという2つの目的ができて東京へ向かうことになりました。
直前で本屋巡りをすることを決めたので、
特に行きたい本屋があるわけではなく、欲しい本があったわけでもありません。
以前から個人で手作りする本(ZINE、リトルプレス)に興味があったので、
それらを扱っているお店をネットで調べたり、
東京の本屋を紹介する本を読んで、良さそうな場所をリストアップし、
滞在中に回れそうな場所に足を運びました。
それほど積極的に本屋巡りを決めたわけではありませんが、
旅を終えて振り返ってみると、とても充実した体験だったと感じています。
全ての本屋が自分にとって良いお店だったわけではありませんが、
自分が予想もしなかった面白い本と出会えたり、
お店の方と立ち話をしたことが充実感につながっていると思っています。
本屋巡りの旅を終えて今思うことは、
本屋は始まりの場所になる
ということです。
本屋は本を買う場所から、本と出会う場所、アイデアを生み出す場所、
そして新しいつながりを生み出す場所になると感じました。
もう少し拡大して言えば、
目的があっていくところから、目的がない時に行く場所になるということ。
本屋で出会う本や人、いつもと違う空気感の中で考える時間、
それらが新しい目的を生み出すきっかけになってくれるように思います。
自分は今回の本屋巡りの中で、ランニングに特化した雑誌を見つけて
少人数でもクオリティの高い作品が作れることを実感したので、
ランニングに関する媒体を作ってみたいと思い浮かびました。
これは本屋に行っていなければ思いつかなかったことで、
まさに本屋が始まりの場所になっていたと言えます。
偶然が生まれる場所には行く価値があり、お金を払う価値がある。
そう感じた本屋巡りの旅でした。
近年は紙の本の出版は下降の一途を辿っていて、
街の書店も次々と閉店しています。
未来の本屋は本というモノを売ることがメインではなく、
新しい何かと出会う体験を売ることがメインになっていく、
そんな本屋が各地にできたらもっと楽しくなる気がします。
では、明日も良い1日になりますように。
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