こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。

先日モスバーガーに行った時、
待ち時間で近くに置いてあったフリーペーパーを読んだのですが、
そこで気になった言葉があったので紹介します。

フリーペーパーではLinkedInの日本代表に就任した
村上臣氏のインタビューが中心でした。
(LinkedInはビジネスに特化したSNS)

そのインタビューの中でこれからのインターネット文化に触れていて、
Facebookの普及によってネット上で実名公開することに抵抗が薄れ、
ネットとリアルの境界が薄れていくと言及されています。

そして、ネット上で実名が存在しない人は、
世の中に存在しないのも同じではないかとも述べています。

この考えについて自分は大いに賛同しています。

さらに自分の意見を加えて言うならば、
ネット上で発信する人は信頼されるという側面より、
ネット上で発信しない人は信頼されないという側面の方が強くなると思っています。

自分は定期的に新しい人に会う機会があるのですが、
その時は事前に相手のことを調べてから会うようにしています。

 参考:会話の事前準備は決して無駄にならない

Facebook、Twitter、Instagramといった各種SNSやブログを見て、
その人の興味、思考、価値観を読み取って、
その人にとって価値ある時間となるよう話したいことを考えて臨みます。

こうした情報が少しでもネット上から集められれば、
会う前にある程度その人のことがわかりますし、
情報が公開されているため一定の信頼感があります。

しかし、調べても全くその人の情報が出てこないことがあります。
そういう時は少し不安になります。
全く相手のことがイメージできないからです。

イメージできなければ何を話せばいいか事前に考えることができないので、
会った時に話す内容の密度が薄くなってしまいます。

それ以前に、その人のことがイメージできなければ不安の方が大きくて
会いたいという気持ちが抑えられてしまいます。

これは個人的な事例に過ぎませんが、
仕事の場でもその傾向は強くなっていくはずです。

会社によってはSNS禁止を掲げるところも多々ありますが、
以前読んだ記事の大企業の人事部の方はその逆で、
 「今の時代に何も情報発信していない方が時代に逆らっている」
と言い、ネット上で求職者の名前が何も出てこない人は信頼できないと言っていました。

ネットとリアルの世界の融合は今後も進む一方で戻ることはないでしょうから、
この大企業の人事部の方のような考えは拡大していくと思われます。

誰もが手軽に情報発信できる時代になりましたが、
自分の名前を出してまで情報発信する人はごく少数です。

ですが、ネットの世界はもはや別の世界ではなく、
リアルの世界と続いている拡張世界になっている今、
そこに自分の名前がないと世界を広げることができません。

別に本名ではなくても、ペンネームのような仕事上の名前OKで、
名前と実績が結びつくような情報を蓄積していくことが大事です。

日々の思考や行動の履歴はその人の価値観が大きく反映されるので、
自分は自由に書けるこのブログを今後も続けていきたい、
そんなことを考えたフリーペーパーの記事でした。

では、明日も良い1日になりますように。

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