こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。

すっかりテレビ番組から離れた日々を過ごしていますが、
そんな中でも定期的に観ている番組が「世にも奇妙な物語」です。

自分が小学生の頃からやっているので、もう30年近く続いている長寿番組です。

いくつかの独立した話から構成されるオムニバス形式で、
現実に起こりそうな(でも起こらないでほしい)不思議な出来事を題材にしています。

背筋が凍るような怖い話もありますが、
心が満たされるような感動系の話や、
社会のおかしさを指摘する社会風刺の話まで幅広く、
毎回楽しみにしている番組の1つです。

この週末に特番が放送されたのですが、
その中で印象的だった話があるのでこのブログでも紹介したいと思います。

話のタイトルは「不倫警察」。

度重なる不倫スキャンダルの続出で世論の怒りが噴出、
世論の圧倒的な後押しを受けた日本政府が不倫取締庁を設置します。

不倫通報者には表彰状と報奨金が与えられ、
不倫をした者には厳刑が言い渡されるというディストピアな世界観の中、
話がスタートします。

ネタバレになるので詳細は省きますが、
相互監視社会の中で誰しも生き辛さを感じていて、
結局世論なんて誰もいないんだという強烈メッセージを
視聴者に突きつけるラストになっています。

ミスをした人を徹底的に叩いて社会的に抹殺する、
という最近の風潮を風刺した作品で、とても印象的な話でした。

番組を全て観終わってからも、この話のことが頭から離れずにしばらく考えていました。

「自分たちは世間の声を聞きすぎているのではないか」、と。

友人が言う「みんな」や「世間」という表現は
本当に「みんな」であり「世間」なのかという疑問。

おそらく友人の言葉やネットで見かける言葉も含めて、
「みんな」「世間」の真実は「みんな(のごく一部)」「世間(のごく一部)」
なんだと思います。

自分の周りのごく少数の意見を拡大解釈して、
それが世間一般の意見だと誤認しているのではないか、
そう思いました。

そう考えると、世間の声は実は無数にあって、
あまり真摯に耳を傾ける必要はないように思います。

むしろ世間の声を聞きすぎることは自分の気持ちを押し込めることになってしまい、
大きなストレスとなり、時間が経つにつれて一生消せない後悔へと変わっていきます。

後悔したくないなら世間の声を真に受けないこと

もし自分の意見が世間から批判されている感じたとしても、
全員が批判しているなんてありえません。

それも意見の一つだと捉えて受け流し、自分の気持ちを優先して行動してほしい。

世にも奇妙な物語を観てそんなことを考えていました。

では、明日も良い1日になりますように。

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