こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。

東京へ1人で出かけたのはまだ1週間くらいしか経っていませんが、
すでに1ヶ月くらい経過したような錯覚に陥っています。

やはり1人で旅するというのは自由度が高いので、
その場の思いつきでやりたいことができ、
ストレスなく楽しい時間を過ごせるので大好きです。
(もちろん大勢の旅でしか味わえない魅力もありますが)

時々GWの東京旅を思い出しては懐かしさに浸っています。

今回の旅の目的は本屋は始まりの場所になるで書いた通り、
東京都内の本屋を巡ることでした。

その目的の通り、当初予定していた本屋を全て巡ることができました。

旅の目的を達成することができて嬉しい思いをしたと同時に、
もう1つ楽しいことがありました。

それは移動時間にあります。

今回の東京本屋巡りで訪れた街は、駅名で言うと
浅草、渋谷、表参道、代官山、都立大学、吉祥寺、西荻窪、神保町、
とかなり広範囲に渡っていました。

そのため、本屋に滞在する時間以上に長い移動時間を過ごしました。

旅の中では移動時間は極力削りたい時間だと思いますが、
自分にとってはこの移動時間自体も旅の楽しさの1つだと実感しました。

なぜ移動時間が楽しいのか。
それは移動時間に普段考えもしないことに思いを巡らせられるからです。

旅をしていると初めての場所や人、体験に遭遇します。
あらかじめ計画していたこともあれば、偶発的なものもある。

それらの体験をしている時間は楽しいものですが、
終わってからそれら体験のことを振り返りつつ、
どんどん発想を広げるという習慣が自分にはあります。

その振り返りの時間として移動時間は最適です。

今回の東京1人旅でも本屋間の移動時間が最長1時間ほどでしたが、
いろいろと考え事をしていたので、飽きることなく過ごすことができました。

移動中に考え事をするとアイデアが湧きやすいのは、
目に見える景色・環境が常に変化しているからだと思います。

電車に乗っていれば窓から見える景色は流れていきますし、
乗客も駅ごとに入れ替わっていきます。

車を運転していれば、周囲の景色が流れていくのはもちろん、
他の車の動きに気を配ったり、信号の変化を察知したり、
という刺激を常に受けています。

こうした景色・環境の変化が脳に刺激を与え、
普段の生活では湧き上がってこないアイデアが生まれるのではないか、
そう推測しています。

「アイデアは移動距離に比例する」
と言ったのはハイパーメディアクリエイターとして知られる高城剛さん。

その言葉の通り、移動すればするほど刺激が多くなるので、
アイデアが思い浮かぶ確率が高くなるのだと思います。

現状に納得がいかず、何か変化のきっかけをつかみたいと思っている人は、
特に目的を決めずに出かけてみるといいのではないでしょうか。

目的のない移動時間こそ、変化のきっかけを生み出す時間になるかもしれないから。

では、明日も良い1日になりますように。

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