こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。

飲み会関連の話が続いているので、もう1つそこから派生した話になります。

飲み会に限らずですが、イベント当日の運営で難しいのは
始まりの時よりもむしろ終わりの方にあります。

「いつ終わりにするのか」という問題。

会社の飲み会で幹事になったことがある方なら、
締めのタイミングをうかがってソワソワした経験があるかもしれません。

自分も終わるタイミングには毎回神経を使っていて、
終了時間が近づくと時間を何度も確認しながら、
終わりの合図を出す時を待っています。

イベントをいつ終わりにさせるか、という問題については絶対的な正解はなくて、
その時の流れ、雰囲気によるところが大きいです。

ただ、それでもどんなイベントにも共通して言えることがあります。

それは「盛り上がってる時に終わらせること」です。

なぜ楽しく盛り上がっているのに切り上げてしまうのか。
それはイベント終了後も楽しかったという余韻を残すためです。

そのイベントの終わり方というのは、
そのイベント全体の印象につながっています。

始まった瞬間や途中にどんなに盛り上がっても、
最後にダラダラとした空気になってそろそろ帰ろうという流れになってしまったら、
せっかくの前半の良い印象がかき消されてしまいます。

ですので、そうなる前、まだ全体に盛り上がっている雰囲気が残っている時こそ
スパッと終わりにするタイミングだと思っています。

この法則は結婚式二次会の幹事を多く引き受ける中で見つけました。

一生に一度しかない結婚式、
その二次会もまたかけがえのない思い出となり、
人によって優劣をつけられるものではありません。

それでも、終わった時の印象は2次会によって大きく違うように感じていました。

その違いについていろいろと検証していたところ、
終わった時に良かったと思える会は、例外なく最後に盛り上がって終わっていました。

例えば、音楽友達の結婚式二次会を担当した時は、
バンド演奏→新郎新婦からの言葉→全員とハイタッチして退場
と終盤にたたみかけるような構成になっていました。

この時はバンド演奏で盛り上がった空気感のまま、
挨拶と退場まで進んでいき、まだまだこれから続きそうな雰囲気のある中で
二次会が終了しました。

今思い返しても本当に楽しかった二次会だったと記憶しています。

楽しい時間の中にいると、この時間をずっと味わっていたいと思ってしまいます。

しかし、楽しい時間は永遠ではなくて、
時間が経てば経つほど新鮮味が薄れ、楽しさが薄れてしまいます。

そのイベントを楽しい思い出として残すために、
そしてまた会いたいと思ってもらえるように、
少し物足りないくらいで終わりにするのがちょうど良いのかもしれません。

よくイベントを主催する方に参考にしていただけらたら幸いです。

では、明日も良い1日になりますように。

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