こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。

昨日地方に移住してフリーのライターとして活躍する方の記事を見ました。

 佐賀に移住すると、東京より仕事のステージが1段上がるという話 (1/3) – ITmedia ビジネスオンライン

去年東京から佐賀県伊万里市へ引越した筆者は、
当初の不安に反して、多数のメディアに出演するようになり、
東京よりも仕事の幅が広がり、質も高くなったとのこと。

記事には取り上げられた新聞記事や、移住先での家族の写真も掲載されています。

とても充実している様子が記事から写真からも伝わってきました。

記事内容について全般的に共感していて、
特に共感したのは「競合がいないので市場を独占できる」という点です。

ライターとして移住したことをブログやSNSを通して発信したら、
すぐに取材依頼があって、新聞記事だけでなくテレビ番組やCM出演まで果たしたそうです。

東京の大勢のライターの1人という存在から、
佐賀へ移住したことによって佐賀のライターという希少性が生まれたことで、
珍しがってメディアに取り上げられたのだと考えられます。

同じことが過去に自分にもありました。

隔週土曜日の朝にスターバックスに集まって自由に会話する、
という新潟×朝活をスタートさせた2011年のこと。

東京をはじめとする都市部ではすでに朝活は浸透していましたが、
新潟ではまだ誰も始めている人がおらず、
いたとしてもほとんど認知されていない状態でした。

そんな環境で自分が勢いで始めてみたら思った以上に人が来てくれて、
その様子をブログやSNSで発信していたら新聞社の目に留まり、
新潟で絶大な影響力を持つ新潟日報に掲載されることになりました。

それをきっかけに、雑誌やテレビ番組でも紹介され、
新潟での朝活認知の大きなきっかけとなりました。

 参考:新潟×朝活とは

地方には仕事も娯楽も少ないかもしれないけど、
それは隙間が多くて自分で何かを作り出せる余白で溢れているということでもあります。

見る人によってはチャンスがそこらじゅうに転がっているように見えるはずです。

この話を聞いてアメリカに伝わる有名なジョークを思い出しました。

2人の靴セールスマンが靴を履いていないアフリカの人を見た時、
一方は「誰も靴を履いていないから、ここでは靴は売れません。」と言い、
もう一方は「誰も靴を履いていないから、ここなら靴が大量に売れます。」
と言ったという話。

このジョークでも先ほどの地方の例と同じように、
何もない環境はチャンスでもあることを伝えています。

自分は今空き時間の多くを人工知能や機械学習に充てていますが、
それも地方ではほとんど活用の場がないからです。

自分で何かを作り出したい人にとっては
地方はまさにフロンティアと言えます。

面白いアイデアを持っている人や行動力がある人がもっと地方に関わるようになると、
暗い話題が多い地方にもきっと希望の光が差す、そんなことを思いました。

では、明日も良い1日になりますように。

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