こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。

サッカーワールドカップで連日賑わっている日本ですが、
その一方、著名ブロガーが刺殺されるという痛ましい事件が起きていました。

 著名ブロガーHagex氏刺殺 「ネット上で恨んでいた」 「増田」に犯行声明か – ITmedia NEWS

Hagexの名で活動していたブロガーの岡本顕一郎氏が、
ネット上でよく口論となって名指しで批判していた人物に刺殺されたという事件。
事件当日まで2人は面識がなかったそうです。

2ちゃんねる創設者のひろゆき氏が
「見知らぬ人同士のネットの揉め事が殺人事件まで行ったのは初めてでは」
述べていますが、これは日々情報発信する人にとって衝撃の大きい事件だと思っています。

あまりに世間の常識から外れた意見を述べたり、行動を起こしたりすると、
それを良しと思わない人から目をつけられ、
ネット上だけでなくリアルの世界で危険にさられてしまうのでは。

今回の事件でネット上で発信力を持つ人はそう感じているはずです。

そうなると、自分の命を守るために、
自分が言いたかったことを封印し、やりたかったことを我慢する、
という選択をしてもおかしくありません。

自分の気に食わないものを排除しようとする人にとっては好都合でしょうが、
言いたいことが言えず、やりたいことができない世界になることは明白で、
そんな世界は到底受け入れられません。

1つの解決策としては、特定の人だけが集まるネットコミュニティを作って、
その中で自由に意見を述べるという方法が考えられます。

例えば、会社員で複業を実践している人が交流するコミュニティだったり、
移住を叶えた人、今検討している人が情報交換する場だったり。

プロブロガーのイケダハヤトさんは、
フォロワーが1,000人以上いないと読めないメディアや、
仮想通貨ウォレットに一定の残高がないと読めないメディアを作りたい、
とブログに書いていました。

 ブロガー刺殺事件という「言論に対するテロ」に思うこと。 : まだ仮想通貨持ってないの?

こうやって何らかのコミュニティやメディアに何らかの制約を与え、
その制約をクリアした人だけが交流するという方法なら、
全く価値観の違う人が入る可能性は低いので、
ネット上での炎上や実生活への被害を抑えられると思います。

今後閉じたオンラインサロンのような場は増えていくと思われますが、
それに伴って、似た価値観や興味を持つ人たちが集まりやすくなり、
逆に相容れない人同士はより離れていくことになります。

インターネットは世界を近づけ、世界を1つにするというのは幻想で、
世界をよりたくさんの小さな世界へ分断していきます。

 過去記事:世界は1つじゃない

自分も今はそうした方向に動いていて、
不特定多数の人たちを集めるようなイベントは極力やらず、
自分が会ったことがある特定多数の人とより関わるようにしています。

時々全く知らないコミュニティへ足を運んで世界を広げつつ、
自分の目が届く範囲の親しい人たちと交流する、
閉じていく世界で楽しく生きる術をこれからも模索していきたいと思うのです。

では、明日も良い1日になりますように。

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