こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。

先日、「世界標準の子育て」という本を読みました。

グローバル化する時代に適した子育てをしよう!
というほど意気込んではいないのですが、
子育ての知識を広げるという意味で読んでみました。

内容はこれからの時代に必要な力と、
海外の子育ての事例紹介が中心でした。

日本以外の国で行われている教育方法について、
いろいろ知れたことはもちろん良かったのですが、
さらに子育てする上で重要な指摘と出会いました。

それは、子育てとは自信育て、ということ。

好奇心のままに行動することをむやみに止めず、
何度失敗を繰り返しても優しく見守り、
過干渉しないこと。

そうすることで、子どもは少しずつ自信をつけていき、
大人になってから自分の意思で行動できるようになる、
とのことでした。

みんながやるなら自分もやる。
誰もやらないから自分もやらない。

このように行動のきっかけを他人に委ねているのは、
自分に自信がないことが大きな理由です。

小さい頃から自分で決断することをせず、
失敗しない道を歩み続けていると、
自信を得る機会のないまま大人になることになります。

いざ大人になって大事な決断をして、
行動しなければならなくなった時、
自信がないままだったらうまく対応できるでしょうか?

これは子育てに限った話ではないと思っていて、
大人になってからも自信を育てることは大切です。

いつだって悩みは尽きないし、
不安で一歩踏み出すことが怖くなる時があります。

その時に一歩を踏み出させてくれるのは、
今まで積み上げてきた自信に他なりません。

ある日突然自信が身につくことはなく、
たいていは地道な繰り返し、積み上げでしか身につきません。

ただ、そうやって時間をかけて築いた自信は、
そう簡単に崩れることはありません。

時代の変化が激しい今、
小さなことを積み上げていくことがより大事ではないかと思うのです。