こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。
この週末に友人のハヤシユウくんが運営する音楽図書室に行ってきました。
新潟県長岡市にあるこのお店は、
今年の5月にオープンしたばかりのお店。
『音楽がある雑多な空間』をモットーにしていて、
店内には音楽だけてなく、自由に過ごしていいような空気感に満ちています。
今回はのんある会という、
お酒を飲まないで飲み会のように楽しもうというイベントに参加しました。
お酒が苦手だけど飲み会を楽しみたいという思いから生まれたイベント、
自分もお酒が苦手なのでぴったりのイベントでした。
ハヤシユウくんがイベント用に作ってくれたカレーを食べ、
夏らしくかき氷を食べて、
その後は歌ったりピアノを弾いたり本を読んだり、
それぞれ思い思いの時間を過ごしていました。
その自由さが1番現れていた場面は、
その場にいた4人が同時に別々の曲を歌い始めた時です。
別に示し合わせたわけではなく、
偶然始めるタイミングが重なっただけなのですが、
一緒に歌っていないにもかかわらず、
この日1番の楽しい時間となりました。
他の人たちの声や演奏は聞こえていたのですが、
あまり気にならずに自分の世界に浸っていました。
この楽しい瞬間が生まれたのは、
きっと何をしてもいい自由な空間だったことが
大きな要因だと思っています。
もし、これが音楽スタジオなど音楽だけを目的とした場所だったら、
みんなやることが明確なので、
突然勝手に歌いだすことはなかったはず。
特に場の目的がなかったからこそ、
その場の思いつきや気分で気軽に歌うことができた。
そう思っています。
店主のハヤシユウくん
目的が曖昧な場所に予想を超えた楽しさがある。
やることが決まっている時は、
目的がある場所へ行く方が効率が良いですが、
それだけでは世界の広がりがありません。
目的のない空間へ行くことで、
自分が見ていない世界と出会う確率が高くなり、
今まで体験したことがない経験ができるかもしれません。
公共施設をはじめとして、
空間には目的がせっとになって存在していますが、
この音楽図書室のように、
もう少し目的を曖昧にした空間が増えると楽しさが増えるような気がします。
音楽図書室は、今後ライブスペースの充実を目指しているそう。
気になる方はぜひ足を運んで見てください。
では、明日も良い1日になりますように。
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