こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。
先日、日本人の礼儀の意識が変わってきているという記事を読みました。
日本人は礼儀もアップデートできていない。礼儀2.0世代が感じる「相手の時間を奪う」非効率なマナー | BUSINESS INSIDER JAPAN
筆者が飲み会の席で指摘されたビジネスマナーに違和感を感じたことをきっかけに、
現代の非効率的な礼儀と、これからの礼儀について触れています。
確かに、公私にかかわらず、首を傾げたくなる礼儀は多く存在しています。
暑いのにネクタイやジャケット着用が必須だったり、
メールより電話の方が丁寧という印象だったり、
ビールはラベルを上にして注ぐとか。
そんなにこだわる必要があるんだろうか、
という部分が一般的な礼儀として望まれる機会によく遭遇します。
自分は上記に挙げた例のようなことは苦手で、
他にもおかしいと思う礼儀やビジネスマナーは多々あります。
特に自分より若い世代になるほど、その傾向は強いように感じます。
年配の方からすると、
礼儀がなっていない、自己中心的だ、
などと叱られるかもしれません。
両者の超えられない壁について、
先ほど紹介した記事の中では、
礼儀の定義が変わっているとして、
今までの礼儀を礼儀1.0、これからの礼儀を礼儀2.0として定義しています。
礼儀1.0の特徴は、どれだけ相手のために時間を使っているかが重んじられます。
自分を犠牲にして、他人や組織を優先する姿は、
かつての成長期の日本を支えたサラリーマンを連想させます。
一方、礼儀2.0の特徴は、相手の時間を奪わないことが重要視されます。
電話よりメールやチャット、対面よりリモートを好む姿は、
若手のフリーランサーを連想させます。
礼儀2.0の持ち主は、基準が自分にあるので、
自分の時間や行動を勝手に決められたくない傾向があります。
自分にしてほしくないことだから、相手にもしない。
だから、礼儀2.0の人は相手の時間を奪うことを失礼だと感じ、
出来るだけ相手の時間を奪わないように注意します。
その姿が礼儀1.0の人たちから見ると、
他人に無関心、自分勝手、という印象を生み出しているのだと思います。
この2つの礼儀の違いは、大きな超えられない壁です。
礼儀1.0の持ち主が2.0を受け入れるためには、
過去の成功体験を捨てる必要があります。
また、礼儀2.0の持ち主が1.0を受け入れるためには、
非効率的な方法を許容しなければいけません。
これらは中々実践できることではないと感じます。
しかし、時代は間違いなく礼儀2.0の方向に向かっています。
世界標準は礼儀2.0なので、
日本が今後も世界で活躍する国であるために、
常に自身をアップデートし、効率性を高める必要に迫られています。
このタイミングでぜび非効率的な礼儀を見直し、
新たな礼儀が社会に浸透してほしいと強く思うのです。
では、明日も良い1日になりますように。
こちらから。ご意見・ご質問は以下のいずれかよりお願いいたします。 Twitter:@tutinoko310 Facebook:土屋裕行.com メール:お問い合わせフォームTwitter、Feedly、Facebookにてブログ更新を確認できます。@tutinoko310さんをフォロー