こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。

文部科学省の前局長が
東京医科大学に便宜を図る見返りとして、
自分の息子を合格させてもらうという事件、
皆さんの記憶にも新しいと思います。

大学全入時代から少子化による大学淘汰時代になっている現代、
文部科学省の私立大学支援事業に選ばれるために、
大学側として手段を選びませんでした。

しかし、その不正はこうして明るみに出て、
世間から厳しい非難の声が上がっています。

おそらく、今回の事件のせいで、
大学のブランド価値は著しく低下し、
今後の入学者数にも少なからず影響するのでは、
と感じています。

SNSが社会に浸透したことで、
人の行動や言動が一気に可視化されるようになりました。

こうした社会では秘密を維持しておくことが難しく、
自分1人だけの問題ならまだしも、
複数人で不正を働いてそれを隠そうとしても、
わずかな痕跡から不正にたどり着かれて、
SNSを通じて瞬時に世間に公表されてしまいます。

まるで一億総監視社会と呼べるくらい、
社会はガラス張りになって透明化してしまいました。

このような時代において、
不正を働いたり、嘘をついたり、隠し事をするのは、
リスクが高い行為だと言えます。

不正して得られる金銭的、社会的メリットより、
不正が暴かれた時の金銭的、社会的デメリットの方がはるかに大きいからです。

今回の裏口入学問題以外にも、
品質データ改ざんや、不正融資問題が少し前に起きましたが、
社会的な信頼が失墜して、世間の印象はかなり悪くなっています。

参考: 正直こそ最大のセーフティネット | 土屋裕行.com

正直者が損をする時代はもう終わり、
正直者が生きやすい時代がやってきました。

正直であることは未来を生き抜くために必要な素質となりつつあります。

地道な努力をコツコツと続ける、
そんな昔話の始まりのような日々の積み重ねが
今の時代に最もフィットした生き方なのかもしれません。

では、明日も良い1日になりますように。

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