こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。
2日間に渡って紹介している本来「we are lonely but not alone」、
今回もこの本を読んで感じたことを書いていきます。
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佐渡島 庸平 幻冬舎 2018-05-09
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この本では一貫してコミュニティの重要性について語られています。
そして、今求められているコミュニティにとは
安心の自由の両方が確保されるコミュニティである、
と述べています。
安心と自由、今まではこの2つはトレードオフの関係で、
どちらか一方を求めると、もう一方が失われる関係にありました。
戦前から続いている地方の村社会には、
同じ場所で同じ人たちが暮らすという安心りましたが、
仕事や結婚、人付き合いなど制約が多く、自由がありませんでした。
一方、戦後の高度経済成長期に都市への人口流入が強くなりました。
そこには地方村社会のような束縛はなかったのですが
会社や学校以外に集える場所が少なく、
孤独が強まり安心が失われました。
タイプの異なる2つのコミュニティを経て、
今時代はこのどちらでもない第3のコミュニティ、
安心と自由をともに感じられるコミュニティを求めています。
安心と自由を両立するコミュニティのキーワードは、価値観と流動性だと思っています。
近い価値観を持つ人たち、
例えばシェア、フラット、シンプルを好む人たちは、
今やネット上で簡単に探すことができ、つながることができます。
自分に似ている人たちが集まるので、
安心してその場に身を委ねることができますり
ただ、ずっと同じメンバーでは旧来の村社会と同じです。
もう一つ大事なのは流動性で、
常に同じメンバーではなく、時代によって入れ替わることを許容するコミュニティです。
来るもの拒まず去る者追わず、
という価値観があるコミュニティは、
息苦しさがなく、自由が確保されると思われます。
旧来型村社会コミュニティが崩壊し、
都市部で大勢の個が孤独を感じている今、
新たなコミュニティを求める声はますます強くなるはず。
まさにコミュニティ再構築の時代です。
自分に合ったコミュニティを探し、
または自分で立ち上げ運営することで、
不確定で不安な未来にも強く生きていけるのではないか、
そう思うのです。
では、明日も良い1日になりますように。
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