こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。
好きなことを仕事にする。
そんな価値観が年々世間に浸透していて、
若い世代ほどそうした傾向が強いように感じます。
自分は30代後半ですが、ちょうど価値観が変化する境目だと思っていて、
自分より上の世代は仕事は辛いもの、我慢するものという価値観があり、
下の世代は反対でいかにストレスなく自分らしく働けるかを重視しているように感じます。
自分はどちらかといえば後者で、
苦しむことに大した意味はなくて、
自由な環境でのびのび働くことを重視しています。
YouTuberが世間に認知されてきた頃、
「好きなことで生きていく」という広告が良く流れた言葉は記憶に新しいと思います。
実際、自分の周りにはまさにこの言葉通りに生きている人が何人もいて、
会社員の人もいれば自営業の人もフリーランスの方もいて、
何の仕事をしているかよく分からないけど楽しそうに生きてる人もいて様々です。
そうした人たちを見ていると、
好きなことを仕事にすることは庶民でも実現可能なことで、
ITツールやサービスがさらに発展すれば、
よりこの流れが加速することは疑いようがありません。
自分はこうした流れには大いに賛同するのですが、
一方で「好きなことを仕事にしないといけない」と強要するような風潮にならないかを危惧しています。
将来的には大部分の人が好きなことを仕事にするか、
仕事自体しなくても生きていける未来になると予測しているのですが、
それはかなり先の未来で、当分は多くの人が仕事をする必要があります。
ただ、全ての人が好きなことだけをやって生きていけるほど、
今の社会は豊かではありません。
きつい仕事、大変だと感じる仕事に就く人もいるでしょう。
そうした人に対して、
「好きなことを仕事にできなくてかわいそう」
というレッテルを貼るような世の流れにだけはしたくありません。
別に好きなことを仕事にしなくても十分ストレスなく暮らしていけますし、
そちらの方が向いている人もいます。
自分もそのタイプで、
全てを自分で考えて好きなようにやりたいので、
仕事ではなく個人活動として色々なことをしています。
それでも自分は今十分に楽しくて幸せです。
好きなことを仕事にしたいという思いを持っている方は、
その好きなことを仕事以外でも出来ないか、
選択の幅を広げることで、
好きなことを仕事にできない自己否定のループから抜け出せるかもしれません。
以下の記事が自分の言いたいことが集約してあって素敵なので、
ぜひこちらと目を通していただけると嬉しいです。
参考:「好きなことをフルタイムの仕事にすることが幸せ」という“現代人の幻想”を壊す23歳のシェフ。 – Be inspired!
では、明日も良い1日になりますように。
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