こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。
日本では会議と聞くと長時間というイメージがあると思います。
何人もの人が参加していながら有益な意見が出ず、
結局終了時間を大幅に過ぎて、
前向きに検討するという結論で前に進まなかった。
こんな嘘のような本当の話も聞いたことがあります。
日本型会議では、関係ない人が参加していること、
全く発言する人がいないこと、目的やゴールが明確でないこと、
などがよく問題点として挙げられています。
自分も完全に同意で、
会議は出来るだけ関係者だけの少人数で、
会議の目的とゴールを明確にして行うべきだと思っています。
加えて、自分が1番と言っていいほど大事だと感じるのは、
終了時間を守ることです。
日本人は時間に厳しいことで世界的に知られています。
特に電車の運行時間については秒単位で管理されていて、
わずか数分の遅延でも謝罪アナウンスが流れるほどです。
出社時間や集合時間も厳しく管理されて会社も多いのではないでしょうか。
その一方で、不思議なほど終了時間については守られていません。
しかも、短くなることはほとんどなく、
終了時間が延びることがほとんどです。
例えば会議なら結論が出ないから時間を延長する、
といったように。
ただ、延ばした時間分の成果があるかと問われたら、
おそらく答えに窮するでしょう。
人間の集中力には限度があります。
ダラダラと時間だけをかけたとしても、
解決に至るような画期的アイデアは生まれません。
それどころか、集中力が切れた状態で何かを決めてしまえば、
判断ミスが起こる可能性が高くなります。
しかしを延ばすことで後の予定にも影響が出てしまい、
メリットよりデメリットの方が多いと感じます。
終了時間も意識して守ろうとすることで、
会議を何となく開催するのではなく、
限られた時間で何を決め、どう進めるかを意識することができます。
終わりが決まっている方が前に進むことができる。
時間に厳しい日本人だからこそ、
終了時間にも目を向けて意識することで、
より生産性の高い時間を過ごすことができる、
そう思います。
では、明日も良い1日になりますように。
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