こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。
毎日会社に行き、同じ人と顔を合わせ、同じような仕事をしていると、
その日々がこれからもずっと続くような気がしてきます。
多くの会社員にとって、
仕事は短期的ではなく長期的なものと認識されていて、
単調だと感じつつも日々の仕事をこなしている方もいると思います。
確かに、ずっと同じ環境に長く居続けると、
そこが世界の全てであり、明日も今日と同じ日が来るだろうと思えてきます。
ですが、少し冷静になって考えてみれば、
自分が見ているものが世界の全てなんてことはあり得ませんし、
明日も今日と同じ一日が来るという保証はどこにもありません。
仕事は世界の一部を支えるものでしかなく、
さらには今まであった仕事が短期間でなくなることも考えられます。
IT技術の進化によって作業効率が劇的に向上し、
最近ではAIの登場によって仕事が消え始めていて、
今後もその流れは変わることはなさそうです。
ただ、地方に住んでいるとAIによる仕事の消滅など全く感じず、
むしろ働く人が不足していて、どこか遠い国の出来事のように思っていました。
しかし、静かに時代の影は忍び寄っているのかもしれない、
そう感じる記事を最近読みました。
人手は全然不足していない。コンビニの経営者は今、AIやロボットの値段が安くなるのを待っているだけだ。 -Books and Apps
今人手不足と言われているのは、
経営者がAIやロボットが安くなるのを待っているからだ、
という主張の記事です。
確かに、この記事で例に挙げられているコンビニや、
仕事がきつく給料が安いと言われている介護業界では、
人が足りなくて営業時間を短縮したり、
規模を縮小しているところが自分の身近にもあります。
こうしたところも今は人手不足で困っていても、
AIやロボットが安価に実用可能なレベルにまで達したら、
一気に人手不足は解消され、逆に人が余ることさえあり得るかもしれません。
仕事は消えるもの、そして生まれるもの
企業の寿命が個人の働く年数よりも大きく下回っている今、
自分の仕事が、自分の所属する会社がずっとあるという前提で生きるのは
あまりにもハイリスクです。
仕事が消えるかもしれないと警戒しつつ、
いつか来るその日に備えて自分のスキルを磨いておく。
そして新しく生まれる仕事へと乗り換えていく。
そんな流動的な働き方がこれから必要になるのでは、
そんなことを思いました。
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