こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。
この3連休は友人に誘われて、モデルルームの見学に行ってきました。
自分は持ち家派ではなく賃貸派なので、
家を買おうという気持ちは全くありません。
それでも、今の売られている家はどういったものか気になり、
軽い気持ちで見学に行きました。
今回回ったのは3軒、
いずれも展示用だったので家族4人で暮らすは広すぎましたが、
わずかな滞在時間でも快適さを感じることができました。
テレビCMで「天井は高い方がいい」というフレーズを聞きましたが、
その通り、最近は天井が高いのが主流になっているそうで、
10cm違うだけでも開放感が違うという話を聞きました。
また、出来るだけリーズナブルにするため、
土地は昔に比べてやや狭くなったそうですが、
代わりに限られたスペースを有効活用するために天井を高くしたり、
収納スペースがいくつも設置されていたり、
最も滞在時間の長いリビングを広くしたり、
という変化が起こっているそうです。
家を買わないと決めている自分でも、
実際見て話を聞いてみると、家もいいものだと思えました。
ただ、ここまで感じることはあっても、
家を買おうという気持ちにはなりませんでした。
「家を買うと自由が失われてしまうから」
というのが最大の理由です。
まず30年や35年といった長期間のローンを組むことで、
簡単に仕事を変えたり辞めたりできなくなります。
住む場所を守り続けるために、
無理して仕事をする状況に追い込まれるかもしれません。
また、家族構成の変化に柔軟に対応することができません。
だいたい家を建てる時には家族の最大数を考えて建てると思いますが、
今の家族が何十年も同じ状況で続くことはほとんどありえません。
今自分には2人子どもがいますが、
おそらくもう10年くらいしたら上の子は1人で暮らし始めるでしょう。
15年したら下の子も家から出て行くかもしれません。
そうなった時、4人で住むことを前提に作られた家は、
2人で住むにはオーバースペックで、
その家を守るために必要以上のお金を払わなければなりません。
自分は家もこれから資産からサービスへと移行すると思っています。
若者にとって車がすでにそうで、
都市部では自家用車を持つよりも、
必要な時にカーシェアリングで利用することが増えています。
車と同じく、家も自分で持つ資産から、
必要な時に利用するサービスという位置付けになっていくのでは、
と予想します。
人口減少が続く今後の日本で、
経済が急速に成長することは考えにくく、
自分の生活環境や経済状況に合った、
身の丈に合った住まいを選ぶようになるのでは、と思います。
この流れを象徴するように、
毎月定額で世界中住み放題になる住居サービスも誕生しています。
毎月定額で、世界中を旅しながら働く!HafH(ハフ)を長崎から世界に広めたい! | クラウドファンディング – Makuake(マクアケ)
そこからさに進んで、特定の住む場所を持たない
「アドレスホッパー」と呼ばれる人たちも登場しています。
定住しない「アドレスホッパー」若者たちの実態 – ライブドアニュース
今後ますます家を持たない選択肢が増えてくるのではないでしょうか。
住む場所は人生を決める大きな要素です。
後悔のないように、何を優先すべきか考えて、
世間の常識に流されずに選択したいものです。
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