こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。
先週は自分以外の家族がインフルエンザになったことで、
ただでさえ時間のない日々がさらに忙しくなりました。
全国的に流行しているようで、
子どもが通う小学校は学級閉鎖のクラスもいくつかあるとのこと。
そんな過酷な環境でも何とか感染せずに耐え抜き、
この週末でようやく沈静化し、穏やか月曜日を迎えることができました。
先週の慌ただしい日々を過ぎた今、
働く場所をもっと柔軟に選択できないだろうか、
という思いが渦巻いています。
本来なら家族が大変な時にはそばに付き添っていたかったのですが、
ちょうど仕事が忙しい時期と重なってしまい、
日中は会社に行かざるを得ませんでした。
自分はIT系の会社に勤めているものの、
仕事をするためには基本的には会社に行かなければならず、
もどかしい思いをしていました。
会社以外の場所で遠隔で仕事を行うリモートワークの認知は高まっていますが、
それは都市部に限った話であって、
地方ではまだまだ市民権を得たとは言えない状況です。
自分のように小さい子どもを育てている人や、
家族の介護をしている人にとって、
働く場所の制約は大きな壁になっています。
仕事をやる気もあるし能力もあるのに、
それを生かすためには今いる場所を離れなけばいけない。
そうなった時には仕事と家族のどちらかを選択することになるため、
自然と家族を優先して仕事を諦めることになってしまいます。
これはとても不幸なことです。
働く人にとって不幸なだけでなく、
従業員を雇う会社にとっても不幸な出来事です。
働き方のミスマッチによって、
組織の中核を担う世代を失ってしまうからです。
会社に大きく貢献し、利益を上げてくれた人材を失えば、
代わりとなる人材を採用したり、育成したりするのに時間もお金もかかります。
多くの企業が人を育てる余裕がなくなっている今、
失われた人材の穴埋めをするのは簡単なことではありません。
もし働く人が自分で働く場所を選択できるとしたら、
双方の不幸の原因を取り除くことができます。
従業員にとっては家族の様子を見ながらも仕事を続けられるというメリットがあり、
会社にとっては貴重な人材を確保でき、採用コストを抑えられるメリットがあります。
人手不足が叫ばれる現代ですが、
働ける環境を整えることで解消できる部分もあると思います。
働く場所の制約をなくせば会社も社員も幸せになれる。
自分も新しい選択ができるように、周囲に働きかけていきたいと思います。
こちらから。ご意見・ご質問は以下のいずれかよりお願いいたします。 Twitter:@tutinoko310 Facebook:土屋裕行.com メール:お問い合わせフォームTwitter、Feedly、Facebookにてブログ更新を確認できます。@tutinoko310さんをフォロー