こんばんは。土屋 (@tutinoko310)です。
最近仕事量が多くなっているのですが、
1日の集中力には限界があることは理解しているので、
8〜9時間働いたら切り上げるようにしています。
とはいえ、それだけでは時間が足りないため、
家で仕事をしたり、休みの日に仕事をしたりして調整しています。
そうすると日中会社で仕事をしている時よりも集中でき、
やるべき仕事が一気に捗るので、
今ではこの仕事の進め方が自分には合っていると実感しています。
オフィスは仕事をするのに不向きな場になっている | 土屋裕行.com
自分のように働く場所を変えることによって、
仕事の効率が上がるという経験をした方もいるのではないでしょうか。
働く場所を変えるというと、
自宅やコワーキングスペースでリモートワークをするイメージが強くあります。
しかし、最近ではもっと柔軟に働く場所を変える働き方が登場しています。
それが、アクティビティー・ベースド・ワーキング
(ABW : Activity Based Working)」という勤務形態です。
例えば集中する作業を静かな部屋でしたり、
打ち合わせをソファでしたりするなど、
フレキシブルに場所を選んで働くことができるのがABWの特徴とのこと。
フリーアドレスはもう古い 働き方を根本から変える「ABW」の破壊力 (1/5) – ITmedia ビジネスオンライン
社員の固定の席がないフリーアドレスに似た印象を受けますが、
フリーアドレスは席が決まっていないだけで、仕事内容を考慮していないのに対し、
ABWは仕事内容によって働く場所を決める点が大きく異なります。
仕事と一口に言っても、アイデアを出すための仕事があれば、
黙々と資料を作るという仕事もあります。
全く違う特性の仕事をしているにも関わらず、
与えられた自分のデスクでしか仕事をしていないのは
効率が悪いように感じます。
アイデアを出すような仕事なら、リラックスして話せる明るい場が適しているでしょうし、
1人で資料を作るのなら、騒音のあまりない静かな空間の方が適しているでしょう。
ABWはこうした仕事内容の違いによって、
適した場所に移動して働くことを提案しています。
社員を同じ場所で働かせておくのは
管理者の立場から見れば非常に効率的かもしれませんが、
現場で働く人から見れば決して効率的とは言えません。
別にお金をかけておしゃれなスペースを作ろうとしなくても、
今ある環境を生かすだけでも効率を上げることはできます。
例えば、1時間だけ会議室を借りて集中して作業したり(本当に集中できます)、
考える仕事は会社から出てカフェで考え事をしたり、といったように。
会社に行かなければ、自分のデスクに行かなければ仕事ができない、
そんな常識は少しずつ消えていきそうな気がします。
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